怒りの感情はイケナイものと封印してしまうことがあります。
優しい人ほど怒りを封印して封印した怒りの重荷を抱えながら生きてしまいます。
優しくすることは損することであり、我慢することであり 、誰かを愛する気持ちも結局は自分が傷付いていくだけと封印していきます。
自分の才能である「愛する」ことを封印してしまうので、
「生きがい」や「やりがい」を感じられなくなってしまいます。
何の為に生きているのか?
何をしたいのか?
ずっと誰かに言われるままの人生を生きている感じがして「自分らしさ」を見失っている状態です。
怒りの感情を我慢して封印していると、いつの間にか「自分」を見失ってしまうのです。
怒りをぶつけると対立や競争を生み出してしまいます。
ポジティヴな結果を得られることはほとんどありません。
耳にタコかもしれませんが、怒りは感情の蓋です。
怒りはぶつけるのではなくて、さらにその怒りの感情に潜り込んで、怒りで蓋をしていた「悲しみ」や「痛み」「寂しさ」に触れていることで癒していくことが出来ます。
で、実は自分の傷を癒していくことが、自分の才能である「愛すること」を再発見していく行為でもあるんですよね。
自分の「怒り」の下にある「寂しさ」や「悲しみ」「痛み」に触れることが出来るようになっていくと、相手の「怒り」の下にあるそれらの感情にも触れていくことが出来るようになるからです。
誰かを愛したい優しい気持ちが「我慢」や「忍耐」「犠牲」という方法を取らなくて、もっと相手の深い部分(隠した感情)に触れていけるようになります。
また「自分らしさ」を取り戻すことが出来れば、自分のペースやスタンスを守りながら人と関わることが出来るようになります。
自分らしさは「私は〇〇だ!」とはっきり言葉に出来ることもあれば、言葉では説明できないけど安心感や心地よさを感じられる場合もあります。
自分らしさを取り戻すことは、放っておいた傷と向き合うことから始まります。
それは自分を受け入れていく行為です。
傷は失敗や後悔と名前を変えていき「自分らしさ」に蓋をしてしまいます。
その蓋が「怒り」なのです。
感情にも、「自分らしさ」にも蓋をしてしまうのです。
あなたが蓋をしてしまった感情の一つ一つと向き合っていくたびに、「自分らしさ」を取り戻していくことが出来ます。
それが自分の人生を取り戻していくことです。
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