私達は目の前に大きな問題がやってきた時に、
それを解決するためにたくさんの行動や努力が必要だと思ってしまいます。
しかし、
小さな歯車を整えるだけで、
それが絡み合って、
小さな歯車のチカラが、
大きな歯車のチカラに変わっていき、
結果として、小さなアクション、小さな変化が、
問題解決へと導いてくれることがあります。
経営不振のラーメン屋が変えたこと
あるラーメン屋さんが、
お客さんが入らずにいろいろ思考錯誤してました。
ラーメンには自信もあり、
お客さんの反応も良いのに、
売り上げが伸びなかったんですよね。
ビラを配ったり、50円引きのチケットを発行したり、雑誌やネットで広告を打ったり、、
一時的には客足が増えるのですが、
それが長続きしませんでした。
どうしたらいいだろうか?
もう考える手を尽くした時に、
ふと、閃いたアクションが
【お店のテーブルをちょっと高くする】でした。
ビラ配りや広告のような目に見える大きなアクションではないのですが、
このテーブルの高さをちょっと高くすることをキッカケにちょっとずつお客さんが増えていきました。
確かに、飲食店におけるテーブルの高さやイスの感覚って、直接料理の味に関係はないけど、重要なポイントだったりしますよね。
「お店を経営していけないかもしれない!」
その不安と焦りがビラを配ったり、広告を打ったりと時間も費用もたくさんかかるアクション(行動)へと駆り立てていましたが、
経営不振の問題を解決してくれるアクションは、
ちょっとテーブルを高くするという小さなアクションでした。
肩の力を抜いて
問題を解決するために大きなアクションが必要と思い込んでしまっていると、余計なチカラや努力で疲れてしまうことがあります。
そして、本来ならそのままで良かったことにも、
チカラが回せなくなり悪循環にハマッてしまいます。
問題がある時って、
大きな間違いがあったり、
決定的に自分に足りないものがあったりと、
その問題を作る要因も、
大きなものだと思ってしまうんですよね。
なかなか彼氏が出来ないって悩みの裏で、
『めちゃくちゃ自分に魅力がない!』と思い込んでしまったりします。
でも、
きっと『めちゃくちゃ魅力がない!』訳ではなくて、
ちょっとした歯車を整えるだけで大丈夫なんですよね。
問題って、
自分に自信がないほど、
問題に影響力を与えてしまいますからね。
パートナーが出来ないことを、
大きな問題として捉える人もいれば、
パートナーが出来なくても、
何も気にしてない人もいるんですよね。
仕事がなくなって、
どうしようか?どうしようか?と思い悩んでしまう人もいますし、
仕事がなくなって、
今はちょっと休憩の時なんだな〜と、自分をリラックスさせることが出来る人もいます。
今目の前にある【出来事(問題)】にパワーを与えてしまうと、そのチカラに自分自身が振り回されてしまいますからね。
肩のチカラを抜いて、
ちょっとした出来ることをやってみようかな?
そんな感覚がポイントになってくるかもしれませんね。
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