「長女だから、、、」とか
「お母さんが口うるさくて、、、」とか
「心配かけないように、、、」とか
いろいろな理由で私たちは「いい子第一主義」になってしまうことがあります。
それは責任感や優しさなんですよね。
家族での役割というか、ポジションが、その他の人間関係のベースになることがあるので、この「いい子第一主義」が仕事でも、恋愛でも、顔を出していきます。
それで上手くいけばいいですが、ちょっと歯車が噛み合わなくなることもあります。
「いい子第一主義」を手放せればいいのですが、それ以外のやり方が分からなくて、もっと「いい子」に、完璧に「いい子」になろうとしてしまいます。
頑張れば、頑張るほど報われない状態になってしまいます。
「いい子」で自分の魅力を隠してしまうことがあるからです。
「いい子」って、ちょっと嫌な言い方をすれば他者にとって都合のいい子なんですよね。
例えば、ある人にとっては、じっと黙っていることが「いい子」かもしれませんし、
ある人にとっては、周りに気を配ってあれこれ動くことが「いい子」かもしれません。
一生懸命勉強すれば「いい子」かもしれませんし、めっちゃくちゃ遊び回ることが「いい子」かもしれません。
このように実は「いい子」と言っても、それぞれの人の数だけ、家庭の数だけあるんですよね。
あなたの家族では「いい子」と思われていたけど、それはパートナーにとっては「いい子」ではない場合もあるのです。
小さい頃に自分の家庭で通用していた「いい子」が大人になってあなたにはマッチしていないかもしれません。
子供用サイズの洋服を必死に着るようなものなんですよね。
窮屈だし、似合わない。
大人のあなたの魅力を引き立たせることもありません。
カウンセリングでも「いい子」を手放すアプローチをしていきますが、悪い子になるわけではありません。
誰かを傷付けても気にしなくなるとか、優しさや思いやりを捨てるわけでもありません。
子供の頃から身につけてきた「いい子」を手放していくことです。
大人用のサイズに着替えて、あなたの魅力や才能を引き立たせていきましょう！ということです。
優しさや責任感も、今の自分に合ったやり方で表現していけばいいんですよね。
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