今日のタイトルのような質問をいただくことが増えてます。
自分で起業しようとして、ビジネスのノウハウを勉強するうちに、体力が削られていくと言いますが、ビジネスが軌道に乗るまでに時間がかかりすぎて、結果的に自己肯定感をゲキ下げしてしまう案件があります。
ビジネスの世界に限った話ではないですが、ある程度の根性論が幅を利かせていることもありまして、「結果を出す努力した人は素晴らしくて、結果を出せない人は自分に甘い!!」みたいな精神論から焦り疲弊して、打ちのめされてしまいます。
結果を出せないのは意志が弱いから!?
さて、結果を出せないのは意志が弱いからでしょうか?
ここを意志だけの問題にすれば、スルスルと自己肯定感が下がってしまいます。自分を責めることしかできませんからね。
でも、何かを成功させる為には、もちろん「意志の強さ」も必要ですが、環境とか、やり方(方法論)とか、仲間の有無とか、タイミングとか、相性とか。
他の要素もあるわけですよね。
それらをすべて意志だけの問題で片付けてしまうのは、「自分責めのパターン」が、そもそもあるんじゃないの!?ってツッコミたくなります。
「自分を責める為に、現実を作り出してない!?」
ってなわけです。
何かがうまくいかない時に、「自分を責める!」って意志を持っているわけですね。
まずは、それを手放しましょうよ。
楽しむことを優先させてみない?
そもそも起業したいと思って理由は何でしょうか?
その仕事を通して、どんな感情や感覚を味わいたいと思ったのでしょうか?
そして、どんな人生を送りたいと思ったのでしょうか?
ここを数字の結果として、設定すると、いわゆる体育会系的なモードに火がついていきます。男性性のエネルギーですね。
人によっては、そのエネルギーでバリバリ進むが合っている人もいます。
でも、男性性のエネルギーが強くなりすぎると。
そもそも「なぜそれをやりたいのか?」「なぜ、それが好きなのか?」って感覚や感情の部分に蓋をしてしまいます。ハートではなくて、頭で理由や目標を作っていきます。
すると、テンションが下がっていくんですよね。
テンションが下がるから、結果もついていかない。結果がついていかないから、自分を責めるパターンを発動する。みたいなネガティヴな流れが生まれていきます。
まずは自分を潤していく
カウンセリングでは、実際のビジネスの方法を伝えるよりも、男性性モードで頭でっかちになって、忘れていた心の感動や初期衝動を思い出していくことをやっていきます。
男性性のガソリンではなくて、女性性に潤いを取り戻すって感覚でしょうか?
まずは、自分が潤うことなんですよね。じゃないと、そのエッセンスを仕事に還元できないですからね。心を枯らしても、何かを成し遂げることが目標なら、それでいいですが。
本当にやりたいことは、自分の心を潤しながら、そのエッセンスを周りに還元することではないでしょうか?だから、起業やビジネスを始めたいと思ったんではないでしょうか?
潤いを取り戻したら、男性性モードバリバリのやり方から少し変えて、自分のやり方やペースを見つけていけばいいんですよね。
たくさんの情報に溢れているからこそ、自分のやり方やペースを見つけられなくなっているかもしれません。
自分が楽しむこと、潤うことを優先させていきましょう!
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