面白いことはちょっと面倒くさいの先にあるし、面倒くさいことをしていくと、その先が面白くなってくるように思う。
「分からない、出来ない、うまくいかない」はある意味あたりまえで。
「好き」は面倒くさいをやっていける能力のことかもしれない。
スイッチ一つで簡単に空白を埋めてくれるものがある便利な時代。
レンジでチンすればご飯を食べられるし、そもそもコンビニでチンをしてもらえば、その労力すらいらない。
スマホをタップするだけで、暇を埋めてくれるコンテンツをすぐに見ることができる。
観たい映画を家まで帰るのを待つことなく、サブスクを使って電車内で観れる。
ワンタッチの便利さで、僕らは時間も、お腹も、気持ちも、空白を簡単に埋めることができる。
でも、空白を埋められるものが必ずしも満たしてくれるものはないかもしれない。
「便利さ」で見えなくなった面白さや美味しさがあるように思う。
好きなこと、やりたいことは「便利さ」の対極にある場合もあって。
ワンタッチの便利さに慣れてしまって、小さな壁にぶつかると
「向いてない、出来ない、楽しくない」と簡単に判断を下してしまうことがある。
すぐに何かで空白を埋めることができる時代は、自分への判断を「すぐに」下してしまう。
「分からない」が「分かる」ようになっていく
「出来ない」が「できる」ようになっていく
そして、「楽しくない」が「楽しく」なっていく。
そこには時間も手間もかかる。
でも、だからこそ自信のような愛着のような、
かけがえのない想いが生まれていく。
時間も、手間もかけていくから
やりたいことが見つかっていく。
好きなことを好きな気持ちに自信がついていく。
面倒くさいことは面倒くさいことではなくなっていく。
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