過去の傷を癒すために我慢していた感情を感じることは、感情の蓋を開けて、ただただ悲しさや恐れ、寂しさの濁流に呑まれることはありません。
それでは苦行になってしまいます。
過去の傷を癒すために、その出来事と向き合うときは、その当時は感じられなかった安心感やぬくもり、繋がりが必要です。
それらがないのに、傷付いた当時と同じ孤独の中で、痛みや悲しみを感じることは、より自分を苦しめる結果になります。
「ひとりで悲しみに暮れて泣くこと」と「側に誰かいて一緒に泣いてくれること」は違いますよね。
感情に蓋をするのは悪いことではない
そもそも感情に蓋をすることは悪いことではありません。
大きすぎるショックを受け取ることはしんどい。蓄積していく痛みを常に感じ続けることもできない。
もしそこで蓋をすることもなく、心の痛みに晒され続けていたら、もっと深刻な事態になる可能性がありますからね。
大切な心を守るために、心に蓋をすることが最善な方法だったのです。
安心や信頼、繋がりを感じるために
ブログやカウンセリングで「安全な場所で」「安心できる場所で」と何度も伝えています。
心は再生する強い力も持ってますが、繊細に傷付きやすい面も持ってます。
どちらか一面だけを強く信じ込むことはリスクに繋がりますからね。
少しずつ自己開示していく過程で安心感を感じられるようになるかもしれない。
知識や情報が増えて、それまでとは違った新しい見方ができるようになる。そこで今までネガティヴな繋がりしか感じられなかった関係性に、信頼や愛の繋がりを見出すかもしれません。
時間や場所を変えることも、側にいる相手を変えることも、安心感を感じられるきっかけになるかもしれません。
カウンセリングも、他に第三者がいないこと、日常的な関わりがないこと、守秘義務が守られていること、etcによって安心感や安全が感じられるようになってますよね。
無防備な心をいじめない
暗闇を照らすときに灯りが必要なように、寒空の下では身体を暖めるブランケットが必要なように、痛みを癒していく時に心が無防備ではないように。
自分の心に寄り添ってくれる相手や場所、時間があるからこそ、その痛みを癒す優しい時間を手に入れることができるのです。
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