「人生を変えるには、言葉を変えよう!」
そんなメッセージを見ることがありますよね。
私たちは頭の中でずっと「言葉」で考えてますからね。
「言葉」はいわば「思考」の素材なわけです。
唐辛子、わさび、からしなど、激辛の食材だけで甘いケーキを作れないように。
甘いケーキを作るためには、イチゴやミルク、チョコ、など甘い食材が必要なんですよね。
ネガティヴな言葉ばかりを「素材」にしても、ポジティヴな「思考」は難しい。
適当に続けてみること
ネガティヴな言葉をポジティヴに変えてみて、しっくりと来る人もいれば、「う〜ん、何だかなぁ〜」って人もいると思います。
急激な変化は抵抗を生みやすくなります。
急遽、働く部署が変わってすぐに馴染めない感じですね。
だから、最初はしっくり来なくても、「ちょっと適当に続けてみよう!」くらいの気持ちでいいんですよね。
頑張って肩の力を入れすぎると、疲れてしまうから。
例えば、料理でも似たようなことがあります。
普段から料理をしない人が気合い入れて頑張ると、「めんどくさい」の方が大きくなって、それ以降作らなくなることがあります。
「適当でいいからやってみようか」くらいが続けやすいです。
言葉を付け足してみる
「言葉」を変えることもそうですが、僕は「言葉を付け足すこと」も大切だと思ってます。
例えば「努力」に「ゆるやかな」を足して「ゆるやかな努力」にしてみる。
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「努力」だけだと、なんだか硬くてゴリゴリに頑張るイメージなのが、「ゆるやかな」を付けるだけで、ふんわりとしたイメージに変わりませんでしたか?
イメージは人それぞれ違うので、自分なりの表現を足してみてください。
イメージが変わることで、その言葉にとらわれた心の姿も変わっていきます。
普段どんな言葉を使っているか?チェックする
言葉は少し使い方を変えるだけで、日々の気分を変えてくれます。
でも、私たちはなかなか自分がどんな言葉を使っているのか?気がつけません。
おすすめは日記を付けることです。
自分が普段どんな言葉を使っているのか?
その日にあったことでもいいですが、その日に考えたことを書いてみてください。
「1ヶ月くらいしたらずっと同じ言葉で、同じことを考えているな」と気がつくかもしれません。
そしたら、次に書く時から少しだけ表現を変えてみる。
「1人の時間を過ごしたい」と書いたなら「のんびり」を足して、「のんびりとした1人の時間を過ごしたい」と書いてみる。
「のんびり」が1人の時間のイメージを膨らませてくれる。
自分の言葉とずっと付き合っていく
私たちは自分の体とずっと付き合っていくように、自分の言葉ともずっと付き合っていきます。
健康に気をつけて、食べ物を変えるように、言葉を変えてみることで、気持ちも変化していきます。
「どんな言葉と付き合っていこうか?」
当たり前に使っているものだからこそ、少し立ち止まって考えてみてもいいかもしれませんね。
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