コラム

才能と本とヤドカリの会のはなし

誰か1人でも自分の才能を信じてくれる人がいたら、落ち込んでいても、悔しくても、答えのない恋愛をしていても、人は少しだけ明日に希望を持てるものです。

そのままのあなたが、絶対にかわいい!

先日、兄弟子である根本さんから本をいただきまして。

(※僕がかつて所属していたカウンセリングサービスに根本さんも所属してまして、僕と入れ違いだったのですが、同じ師匠のもとで勉強していたこともあり、飲み友達として今でも交友を続けてさせてもらってます。)

「そのままのあなたが、絶対かわいい」

この本のタイトルは、根本さんが普段僕に言えないシャイな気持ちだと受け取ってますが。

少しだけ本の宣伝をするなら、この本は心理学のややこしい(難しい)言葉が出てこなくてスーッと読めるんですよね。でも、簡単に読めるのに余韻はいつまでも続くんですよね。

ふとした瞬間にパラパラとめくって、好きなページを読むだけでも、ちょっと心のモヤモヤが晴れていくと思います。

大人気の作家さんなのて、わざわざ僕が紹介するまでもないとは思いますが、ちょっと気になる方はこの本をまずは立ち読みしてください。少し読めば、手元に置いておきたくなると思います。

薄暗いバーで

冒頭の言葉ですが、それは僕自身の経験でもあるんですよね。

「やりたいこと!」と「求められること」の間で、悶々として、ギザギザハートの子守唄を夜な夜な歌う日々がありまして。

その頃、根本さんといつもと同じように薄暗いバーでお酒を飲んでたんですよね。もうウィスキーを何杯も飲んで、夜も深くなったくらいですからね。

「量くんは詩を書くやろ、だから一文字一文字を大切にしたいんよな〜」とぼそっと溢したんですよね。

根本さんは、普段心理学の話もしないですし、お酒と飯の話ばかりです。だから、何も気にせずにただポロッと漏らしたと思うんです。

でも、その言葉を聞いた時に、「自分の詩を書く感覚を信じていいんだ!」と、それまでの悶々としたいたのが、少し軽くなったんですよね。

そう、この体験こそ冒頭の言葉を体現したようなもので。もう一度書いておきますね。

『誰か1人でも自分の才能を信じてくれる人がいたら、落ち込んでいても、悔しくても、答えのない恋愛をしていても、人は少しだけ明日に希望を持てるものです』

才能とは特別なものではなくて

僕もずっとこのブログを通して書いてきましたが、才能とは誰かと競争して1番を取れる資質のことだけじゃありません。

自分の人生のちょっと光を当ててくれるような、小さな雨宿りできるような、痛みを超えて誰かに寄り添えるような、孤独な1日に安らぎを与えてくれるようなものなんですよね。

心理学とか、カウンセリングを傷を癒すものだけではなくて、そんな才能を知れる道具として利用して欲しいなって思いがあります。

最近、よく使っている表現なんですけどね。

心って楽しいですから、それをもっと知って、未来を開拓していきましょう」

傷を癒すためだけの心理学で終わらせたくないんです。

ヤドカリの会

だから、来年から「心で遊ぼう!心を楽しもう!」をテーマに、定期的にイベントやっていこうと思ってます。

仮の名前は「ヤドカリの会」です。

で、そのプレイベントとして、心の大掃除会を年末にしたいと考えております。

何を得るかよりも、まずは手放し!手放し!ということで、コアでニッチな会としてひっそりと開催していきます。

まぁ、告知はしていきますけどね。

心って奥深いんですよね。

さっきまで「許せない!」と思っていた相手のために、気付いたら涙を流していることがあります。

もうどうしようもない!」と思っていたのに、今日はゆっくりと眠れそうだなと安心感を感じることがあります。

心って不思議ですよね。分からないことだらけだけど、その不思議さを楽しんでいるうちに、現実も楽しくなっていく!そんなヤドカリの会にしたいと思ってます。

カウンセリングを受けるまでではないけど、心の奥底を覗いてみたい!潜っていきたい!不思議大好き!って方に参加していただきたいと思います。

詳細は、またブログで告知します。

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