こんにちは、桑野量です。
先日、燃え尽きについて記事を書きました。
今日はちょっと違う角度からこのテーマを掘り下げていきます。
タイトルの通りなんですけどね。
「やる気が出ないのは、怒りを抑圧して我慢する為かもよ!」なのです。
怒りを抑えるとやる気も出ない理由
さて、なぜ怒りを抑えるとやる気が出なくなるのか?
それは怒りを感じないように心の電源を切っているからです。
無感覚の状態に怒りを感じなくて済みますからね。
スマホの電源を切っているようなものです。
電源を切っていれば、何も通知は鳴りませんからね。
でも、通知は鳴らないかもしれませんが、スマホで他にしたいこともできないわけです。
自分が好きなスマホゲームもできませんよね。
心も同じなんですよね。
怒りに反応しないように電源をオフにするのですが、それ以外もオフになってしまうので、自分がやりたいことも、やらなければいけないこともできません。
やる気を出す時に、怒りも感じていく。
怒りを感じないように心の電顕を切っているわけですね。
少し話がズレますが、これと逆のパターンもあるわけです。
やる気を出そうとして、心の電源をオンにすれば、怒りの通知が鳴り止まなくなるのです。
怒りと悔しさをエネルギーに「てやんでぃ!」と仕事をバリバリこなすタイプもいます。
好きなことをすればするほど、怒りを感じていくタイプなんですよね。
いわゆる情熱家タイプですよね。
神経がバリバリに尖っているわけです。
「桑野さん、なんで私はこんなに怒っているのでしょうか?」とカウンセリングでも聞かれることが多いのですが。
次の大きなステージへとチャレンジする時期でもあるんですよね。
踏み出せ!ネクストステージ!なのです。
有り余るエネルギーが消化不良を起こして、どうでもいいことに怒りを感じているのです。
エネルギーを最大限に活かす為には、次のステージに向かっていくことです。
「心配事の9割は起こらない」と言われてますけど、このタイプの「怒りは9割くらい実は本当はどうでもいい」と思っていることなんですよね。
怒りのその意味を受け止める
話を戻しますが、怒りを感じることを禁止していると、やる気が出ないので、無気力になっていきます。
でも、怒りは自分の大切なものを教えてくれるセンサーなんですよね。
それを無視し続けると、
自分が何を大切にしていいのか?
自分の人生の価値はあるのか?
そんな哲学的な問いの迷路にハマってしまいます。
怒りを感じることは、自分が何に反応して、何を大切にしたいのか?知るきっかけなんですよね。
怒りをヒントに自分を見つめていきましょう。
本当に大切にしたいものを知ることができれば、怒りの感情をいたずらに抑圧するのではなくて、自分の人生を豊かにする為にエネルギーを使っていけます。
怒りは豊さへの鍵なんですよね。
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