ジェットコースターのように、
気分が上がり下がりしてしまう。
さっきまでは気分が良かったのに、
急に悲しみのどん底に落ちてしまったように。
その穴底から抜け出したい!
抜け出したい!と思っているのに、
穴から這い上がったとしても、
またいつかこうやってどん底に落ちるくらいなら、
このまま穴底で、
じっとしていた方が余計な期待しなくてすむ。
這い上がって、また穴に落ちていって、
穴に落ちる摩擦で擦り傷を作らなくてすむ。
穴の底から見上げた空の光に憧れるから、
悲しくなってしまうだけで。
わたしにはこの暗闇が似合う。
そう思えば、この穴底も気分が良いように思えるかもしれな。
この暗闇なら、
誰にも見つからない。
見せたくないものは見せないまま
誰にも見つからない。
感情が教えてくれるサイン!!
気持ちや気分浮き沈みが多いと、
それ自体に嫌になってしまうかもしれません。
常に一定の気分で、
何ならいつも明るく爽やかに!
そうやって過ごしていきたいと思いますよね。
もちろん、
それを目指すことはいいことかもしれません。
でも、
気分が浮き沈みがあるのは、
あなたの心が(無意識が)サインを出している証拠でもあるのです。
見落としていたことを教えてくれる
一つは、
あなたの心に何か引っかかるものがあって、
それを浄化するためのサインです。
例えば
あなたの心の中に『怒り』が隠れていると、
テレビやSNS、日常の些細な出来事からイライラしてしまうかもしれません。
ニュースがあなたをイライラさせると思うかもしれませんが、
あなたの心の中に隠れている『怒り』が反応していることもあります。
つまり、
心がジェットコースターのように浮き沈みしてしまうのは、
心のセンサーがたくさん反応してしまうからかもしれません。
心に隠れて反応してします感情は何でしょうか?
囚われすぎない
二つめは、
気分が浮き沈みしていることに心が囚われすぎていること。
つまり、
気分が浮き沈みしても、
『それはそうだよね〜人間だもの』と言って流せる人もいるのです。
例えば、
今日は仕事に行く気分になれないな〜と朝思っても、
①毎日気分良く出社したいのに、こんな私はダメだダメだ!
②今日はちょっと疲れているな、睡眠が不足してたから早く寝るようにしよう!
③テンション低いのに、私出社してエライ!!お昼にプリン食べよう!
実は、こんな風に自分が何を感じるのか選ぶことが出来ます。
もっともっと選択肢はあります。
あなたが自分の気分の浮き沈みがあることをダメ出ししていると、
それを問題として捉えて、その問題に固執してしまうのです。
そこには誰かにかまって欲しい、見守って欲しい、助けて欲しい
というずっと抑圧していた依存心があるのかもしれません。
気分が下がった時は
気分の浮き沈みそれ自体は、
何も否定することはありません。
悲しい気持ちになったり、不安になったり、
やる気もなくなったり、人に会う気分じゃない時もあるでしょう。
まずは、
自分がそんな気分なんだな〜とただ感じてみてください。
すると、
その気分が何のメッセージなのか?
何となく気付いていけます。
あぁ、私がこんなにもさみしいのは、
ずっと頑張ってきたのに、認められてないと思っているからかもしれない。
否定して、押し殺してしまうと、
湧き上がってきた感情のメッセージに気付くことが出来ませんからね。
心に湧きがってきたものは、
何も否定しない。
その姿勢こそが、落ち着きを取り戻す近道何です。
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