恋愛

長い不倫関係を手放したら、恋愛に関して燃え尽きて全くの虚無になった件

はい、こんにちは。

桑野量です。

今日は恋愛にまつわるお話なんですけどね。

不倫や浮気など、いわゆる社会的なタブーな恋愛なんですが‘。

その恋愛関係をずっと続けていくと、その恋愛が終わっても、次の恋愛に進めなくなるケースがあります。

「本当に幸せな恋愛をしたい!」と思って、不倫関係を終わらせても、次の幸せな恋愛へのモチベーションが湧かないんですよね。

不倫や浮気は世間的にタブーとされてますから、たとえ、その恋愛が終わったとしても。友達や身内にも相談ができなくて、なんとなく恋愛は自分に無関係なものとして、感じられていきます。

流行りの映画のように、「好きな人には好きなんだろうけど、私には関係ないかな」って感じですよね。

不倫するほど情熱がある?

恋愛への興味がないからといって、恋愛への情熱がないわけではないんですよね。

むしろ「恋に生きる女」「情熱の女」です。

自分がときめくこと、情熱を注げる刺激的なことは実は大好きなんです。

不倫とか、浮気とか、タブーの恋愛は障害物も多いし、普通の恋愛よりもエネルギーを使うわけですよね。でも、それを続けられたってことは、ある意味では恋愛に関する情熱が高いわけです。

ダメだとわかっていてもブレーキが効かないわけですからね。

情熱に溢れているから、主電源ごと、ブレーカーごと、いや、電気を供給する電信柱ごと、ぶち抜く必要があります。

それがいわゆる「虚無」状態なんですよね。

周りに「もうそろそろパートナーとか作ってみたら?」と言われても、「、、、、うん?」みたいな感じ。

自分の中に溢れる情熱が反応しないように、完全に虚無モードになるわけです。

なぜ、虚無るのか?

なぜ、情熱の女が恋愛モードのスイッチを完全OFFにするのか?

それは長年の不倫関係の結果、たくさんの罪悪感と無価値観を抱えてしまうからです。先ほども書いたように不倫や浮気の関係は、普通の恋愛よりもかなりのエネルギーを使います。

ゴールすら分からない状態で、嵐の中、永遠と走り続けるようなものかもしれません。

しんどいし、ダメだとわかっていても、その恋愛を終わらすことが難しいわけです。簡単に別れられるようなら、相手が既婚者である時点で、そもそも付き合っていないかもしれませんよね。

ダブーな恋愛と分かっていても、それに抗えなかったわけですから、そこに強力な引力が働いているわけです。強力な接着剤と言ってもいいかもしれません。

ダメだと分かっていても、近づいてしまうし。

離れなければと思っていても離れることができないわけです。

だから、その不倫関係の恋愛を終わらせることはめちゃくちゃエネルギーを使うんですよね。相手にお別れを告げるまでもかなりのエネルギーを使いますし、別れた後もその強力な引力に引っ張られないように膨大なエネルギーを使うわけです。

場合によっては、不倫相手が社内の人間だったり、取引先の相手だったり、サークルや飲み仲間のメンバーだったりしますからね。いやでも相手の情報が入っていることもありますからね。

不倫の恋を完全に終わらせるためには、かなりのエネルギーを使うわけです。でも、長年膨大なエネルギーを使っても、手に入ったものは罪悪感と無価値感だけなんです。

これだけエネルギーも時間も注いで何も手に入らなかったじゃん。」と。

恋愛なんて知らん!!仕事じゃ!仕事じゃ!

恋愛に対して虚無モードになっても、土台は情熱の女ですからね。

そこはやっぱり自分を刺激する強烈なものが人生には必要なんですよね。

その刺激の一つにハードワークがあります。膨大な仕事量を抱えて、ストイックまでに自分を追い込むのです。

そうすることで、恋愛に向けられない情熱をすべて仕事に打ち込みます。

一つの仕事だけでは飽き足らずにダブルワークをすることもありますし、めちゃくちゃ忙しい合間を縫って資格や試験勉強に明け暮れることもあります。

これもボロボロになるまで、情熱を注ぎます。

例えば、昼はOLをやって、夜はスナックで週5で働いてます。休日は全部心理学のセミナーに行ってます!とか。

感覚としてはしんどいだけではないんですよね。好きとか、楽しいとか、やりがいも感じられているわけです。でも、自分をボロボロになるまで追い込みます。

カウンセリングでもしばらく、「あの人見ないな〜」と思っていたら、突然カウンセリングの予約が入って、「桑野さん、もうボロボロです!何もしたくない!誰もいない無人島に行きたい!」と焦燥しまくっているんですよね。

でも、カウンセリングを一回受けて、少し休憩ができると、また、それまでと同じようにボロボロになるまで動き続けます!

少し休んだら回復したぜ!今までの分を取り戻すために倍働いたるで!!」と。

それで1年や半年後に「桑野さん、もう限界です!」とカウンセリングにやってきます。

補足:本当は休憩すらできてない

実はカウンセリングを受けたり、何もしたくなくて、廃人のような1週間を過ごしても、実は休まってないんですよね。

イメージとしては、リモコンの電池が切れた時に、電池を取り出して、その電池を入れるだけであと何回か使えたりするじゃないですか。それに似ています。

なんとなく使える(動ける)ようになれば、完全に心も、体力も回復していなくても、動き出してしまうのです。

あとは気合いと根性と惰性で動き続けます。動き続けることで止まれないだけなんですよね。

処療法ではなくて、もっと時間をかけてカウンセリングしていきましょう!と提案しても、「わかってます!時間ができたらカウンセリングを受けます!」と言って、時間を作らないんですよね。

まぁ、好きにしたらいいんじゃね!?

ここまで読んできて「これ?私のことじゃねぇ?」と思いの読者様はお気づきだと思いますが、しっかりめっきりどすこい自立野郎なわけです。

そして、頑固ちゃ〜んなわけです。

なので、「好きにしたらいいんじゃねぇ?」「気が済むまでやらなきゃ納得しないよね」というスタンスなわけですが。

過去の不倫の恋愛で誰か傷付けたかもしれない(自分自身も含めてね)

そこに痛みも、悲しみも、罪悪感もたんまりあると思います。

それを癒すことも、自分が許されないような、許してはいけないような気持ちがするから、抵抗も強く出てくるんですよね。

そして、心理学なんて勉強したら、誰かを許すことは出来ても、(むしろ積極的に愛を与える側になることも)、自分を許すことができないわけで。

そこでまた葛藤して苦しみます。

すべての苦しみや罪悪感、無価値感から救済してくれるのが、ハードワークでもあるわけです。(それが例え一時的なものであっても)

だから、そのハードワークを奪ってしまえば、それこそ地獄の苦しみなわけですよ。唯一の情熱を注げる先であり、生きる意味や希望(原動力)にもなってますからね。

だから、自分が納得するまでどすこい自立の頑固ちゃんでいいと思います。

愛することも、愛されることも投げ出せない。

でもね、一応心理カウンセラーなので、あれこれ言いますけどね。

読みたくない方はここで回れ右です。

過去の恋愛やそれまでの生き方のことで、自分で自分を許すことはきっと無理なんですよ。

そこで感じた罪悪感や無価値感を癒してくれるのは、新しいパートナーです。

あなたのすべてを受け入れて、愛してくれるパートナーの前で、「うぎゃ〜!」とか「私はそこまでいい人じゃない〜!」「お前に私の何が分かるねん!」とか、喚きながら許されていけばいいと思います。

で、「その新しい恋愛までいく情熱も、ときめきもないんだが!!」ってなわけですが。

恋愛としてのパートナーシップだけではなくて、友人や家族、仲間から愛されていることは受け取っていきましょう。

あなたがボロボロになった時にいつも支えてくれる友人はいませんか?

あなたがかなりのどすこい頑固ちゃんでも幸せになれることを信じてくれる仲間がいませんか?

何か特別なことしていなくても、当たり前のように側にいてくれる家族や同僚がいませんか?

そこに意識を少しでも多くフォーカスしていきましょう。

情熱の女だと言いましたよね。本当は愛することも愛されることも大好きなわけですよ。

この記事をここまで読んでいる時点で変態的な愛の女なわけです。

「愛されずにはいられない」「愛さずにはいられない」

自分がぎゅうぎゅうに蓋をした情熱の蓋が勢いよく砕け散るまで、あなたが受け取れる愛を最大限に受け取っていきましょう。

情熱の蓋が全開になっても大丈夫です。

過去と同じ過ちはしないと思います。だって、ここまで記事を読んだあなたは心理学の変態でもあり、本当に自分を変えたいと思っていますからね。

もう同じ轍は踏むことはないです。

おもっきり抵抗しても、あなたが情熱の女であり続けるので、あなたに愛を知らしめるイベントが勝手に起きていきます、不可避の強制イベントなんです。

ボロボロになった時に、救われたSNSのコメント、何気ない同僚からライン、友達からの電話、家族との些細なやり取り。

勝手にあなたが愛を感じてしまうから、ボロボロになる度に愛されていることを受け取ってしまうから。

情熱の女ですからね。

愛されることも、愛することも、投げ出せないんですよ。

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