自分から別れ話をしてきたのに、その後に自分から連絡をしてくる確率は女性より男性の方が多いような印象を受けます。
(もちろん、女性でも自分から別れ話をした後に自分から連絡することもあるので、性別の差がどれだけ影響しているか分からないですが。)
カウンセリングでも、
「たぶんですね、彼はしれっと連絡してきますよ〜〜」と伝えるのですが、信じてもらえないことがあります。
別れ話をする時は「もう金輪際連絡しない!」派の方々にとっては、その心理が理解不能なわけですね。
今日は別れた後に連絡してくる心理についてみていきましょう。
好意はまだあるのか?ないのか?
一番気になるのはこの部分ですよね。
もう完全に吹っ切れていた「今更連絡してくんなよ!」でおしまいなわけですが。
彼への想いが残っていると、久しぶりに彼からの連絡に「どう反応すればいいか?」迷ってしまいます。
「やっぱり君のことが好きなんだ!」とはっきりと表明してくれたら嬉しいけど、なんだが微妙な内容が送られてくることがあります。
「元気〜!?」とか、「久しぶりに連絡しようと思って、、」みたいなパターンから、「あの後もずっと考えていてさ、、、」と別れ話に関する話を盛り込んでくるパターンまで。
で、実際に会ったり、やり取りをしても、なんだか彼の気持ちがはっきりとは見えきません。
ほとんどの場合は「好意がある?好意はない?」と彼の気持ちがはっきりしてないんですよね。
だから、それに対応する方もはっきりと彼の気持ちが見えてこないのは当たり前なんですよね。
別れた後も連絡してくるタイプについて
別れ話をした後は「元恋人の存在も記憶から抹消する!」みたいなタイプの方は、別れたい気持ち100%で別れ話を切り出しますし。
別れ話をした後に多少未練が出てきても、「もう別れたし」を自分の気持ちを整理させていきます。
でも、別れた後も連絡してくるタイプは別れたい気持ち100%で別れるというよりも、例えば<別れたい70%、別れたくない30%>みたいに別れたくない気持ちもある中で、別れ話をしてくることがあります。
ずるいとか、わがままとか、ひどい!とか思われるかもしれませんね。
もちろん自分勝手なタイプの方もいますし、優しすぎてというタイプもいます。
優しすぎるというか、繊細なタイプですね。
少しでも別れたい気持ちが芽生えたらそこに罪悪感が反応してしまうタイプですね。
その罪悪感に刺激されて別れるモードに引っ張られていきます。
心の変化の動きは
別れ話をしたあとで、<別れたい70%、別れたくない30%>の比率に変化が起きていくわけです。
<別れたくない30%>がまず、<別れなくてよかったかもしれない>に変化していきます。
この<別れなくてよかったかもしれない>が、ちょっと連絡してみようかな?にスイッチを入れます。
でも、どう連絡すればいいか分からないし、自分でも自分の気持ちに整理がついていない。
曖昧な文章や態度になってしまうわけですね。
<別れたくない30%>が<別れなくてよかったかもしれない>はしてますが、<別れたい70%>は<別れるしかなかった>に変化していますからね。
つまり、
<別れたい70%、別れたくない30%>が<別れるしかなかった、別れなくてよかったかもしれない>に変化していて、そのパーセンテージも若干変わっているわけです。
例えば<別れるしかなかった60%、別れなくてよかったかもしれない40%>みたいにです。
曖昧な彼の気持ちに合わせるのではなくて
復縁を狙っているなら、曖昧な彼の態度に合わせるのではなくて、まずは自分の気持ちをはっきりさせておきましょう。
「復縁したい!」と思っていても、実は心がかなり怖がっていることがあります。
・またダメだったらどうしよう。
・彼を信じられるかな
・どうしたら上手くいくか分からない。
様々な不安が渦巻いています。
別れを引きずっていたら、ただでさえ気持ちが不安定になっていますからね。
彼からの突然の連絡で、さらに揺れ動かされてしまいます。
藁にも縋る気持ちで彼からの連絡に飛びつきたい一方で、すごくパニックになります。
だから、まずは自分の気持ちを落ち着かせて整理していくことです。
彼も気持ちが曖昧なままで、自分も曖昧なままだと、方向性が決まらないというか。
会っても、話しても、何も掴めないまま、みたいなことになってしまいます。
結論を急がない
すぐに彼の気持ちを知りたいし、できるなら復縁の方向に進んでいきたいですよね。
でも、焦るほど上手くいきません。
<別れるしかなかった>という気持ちが彼の中には残ってますからね。
焦りや不安、それからコントロールみたいなものが相手に伝わっていくと、そこを刺激しちゃいます。
どっしりと構えるくらいでちょうどいいです。
相手は迷いがある中で連絡してきていますからね。
100%復縁の気持ちがあるわけではないので、焦っても仕方ないと言えば仕方がないわけです。
彼の気持ちは彼しか決めれませんからね。
マイナスになることをできるだけ避けて、機会があれば自分が彼をどう思っているか?伝える。
それが大切になっていきます。
まずは自分が自分の不安に振り回されないように気持ちを整理していきましょう。
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