恋愛の相談を聞いていると、
「気持ちを相手に伝えること」にすごく抵抗が出てくる方も少なくありません。
恥ずかしさを感じる人もいれば、傷付きたくない人もいます。
その中には「愛していることがバレたら、弱みを握られたように感じる」という人もいます。
このブログを読んでくれている方の中にも心当たりがある人もいるのでないでしょうか
好きな気持ちを伝えたら、相手にコントロールされるような不満が出てくるのです。
好きな人にマウントするように、上から相手をコントロールしたくなります。
自分がコントロールされない為に主導権を握っておきたいのです。
時にはあえて、相手を傷付ける態度をすることもあるかもしれません。
※応用編ですが、本命意外に他の男性との関係を持ってしまうのも、この心理が働いていることがあります。「私が好きなのはお前だけじゃない!」と精神的にマウントを取っているわけですね。
コントロールされることへの抵抗から素直になれません。
自分の気持ちに素直になれないで、天邪鬼な態度を取ってしまいます。
そのうち、自分の気持ちも分からなくなることがあります。
好きなのに、相手を傷付けたい気持ちや喜ばせたくない気持ちが出てきますからね。
でも、1人は寂しいし、誰かと一緒にいたい気持ちもあります。
「あれ?私は何をしたいの?」と悩んでしまいます。
気持ちと行動が裏腹なわけですからね。
だんだんと自己嫌悪も強くなっていくかもしれません。
好きな人を大切に扱えないので、このまま一生私は幸せになれないような気がしてしまいます。
素直になる!ことが大切なのですが、それが怖いのです。
相手にコントロールされたくない!それは一つの防衛反応なのです。
傷付いた心を守るためにやっていることなんですよね。
だから、「素直になる」ことは、傷付いた自分を露わにするようで怖いのです。
怖がり屋さんの自分がいて、不安を強く抱えている状態です。
①過去の傷を手当てしていくこと。
②怖がり屋さんの自分と仲良くしていくこと。
この2つがポイントになっていきます。
①は分かりやすいですが、②はちょっとピンとこないかもしれませんね。
「コントロールされたくない!」と防衛していると、好きな気持ちだけではなくて、自分の弱みも見せることができません。
怖がりな自分をネガティヴなダメな部分と思って、隠そうとしてしまいます。
本当はそこを一番愛して欲しいわけです。
でも、隠してしまうし、自分でもすごくダメ出しをしているのです。
だから、まずは自分がダメ出ししている怖がり屋さんな自分を仲良くすることから始めていきます。
それは弱みでも何でもないのです。
そこを優しい目で見られるようになった時に、少しずつ素直になれていきます。
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