彼を諦めた方がいい？タイプ別傾向と対策

彼を諦めた方がいいのか？それともまだチャンスはあるのか？

それを考えているうちに好きかどうか自分でも分からなくなって、彼を諦めようと思えばやっぱり好きと思うし、でもしんどい恋愛はもう続けたくない。

そもそも彼が何を考えているか分からない！

今日はそんな方に向けてあるメッセージからそれぞれの傾向と対策をまとめてみました！

自分でどうしていいか分かりません

メッセージありがとうございます！

カウンセリングはそんなに危険な場所ではないので、ビビらなくて大丈夫ですよ。

何を考えているか分からないですよね〜。

僕の携わった案件では「もう二度と連絡しないで！」と彼に言われた３日後に普通に連絡をしてきたケースや半年以上音信不通にした後に今ではデートを毎週末するようになったケースもあります。

一年以上も連絡がないままのケースもあります。

どこまで粘って彼を追いかけていいのか？
それとも諦めた方がいいのか？

彼が音信不通にした理由も分からなければ、連絡をくれるようになった理由も分からないかもしれませんね。ケースバイケースなので、やっぱりカウンセリングを受けていただくと分かりやすいと思うのですが（その時はもちろん優しくお話を聞きますよ！）

でもこれってNさんだけの悩みではないので、今日はタイプ別に男性の傾向を見ていきたいと思います。同じような内容を一年に一回書いているような気がするのですが、２０２１年９月版です！

タイプ別男性の傾向と対策

近づいたり離れたりを繰り返す男性のタイプを大きく分けてみました。
（すべての男性がこのタイプに分別されるわけではありません。）

罪悪感タイプ

 このタイプの男性はあなたの前で平気で他の女性とのデートの話をしたり、遊んでいる噂を至る所で耳にしたりします。簡単に言えば遊び人タイプですね。女性慣れもしているので、悪いことをしている癖に妙に他の男性よりも優しく接してくれることがあります。そこにキュンとしてしまいます。

このタイプは罪悪感が強いので、その罪悪感を麻痺させるためにさらなる罪悪感を作り出していきます。蚊に刺されて痒い場所をつねって麻痺させるようなものです。それが遊び人と周りから言われる所以なのですが。

このタイプを相手にしているとすごく自尊心を削られてボロボロになってしまいます。菩薩のようなマインドでマザーテレサのような愛が求められるかもしれません。

罪悪感の強い男性に惹かれてしまうのは自己価値の低いことが理由の一つになるので、その自己価値をいかに癒していくか？それが攻略のポイントになります。

長期戦になることも多いので、個人でこのようなタイプの男性には挑まない方がいいですね。この男の愚痴を一緒に言える仲間やあなたの心をサポートするチームを作っておきましょう！ただ相当な覚悟がいるかもしれません。

ハードワークタイプ

名前の通りハードワークをしている男性ですね。他の女性と遊んでいる気配がないので、その面では安心出来るかもしれません。ただ、このタイプは武士のように頑固な男性が多いです。女性には分からない男の世界のルールを適用していて、それが女性にも理解できると思っている節があります。

「仕事を優先するのが当たり前だろ！」という感じです。もちろん仕事を優先することもあってもいいのですが、女性が求めているのはその後のフォローですよね。しかし武士なのでそれを苦手としています。

ハードワークには無価値感が隠れていることがあるので、彼の世界の言葉で彼を褒めて認めてあげることが攻略のポイントになります。彼の世界とは、彼の中に自分を認めることが出来る基準というものがあるんですよね。その基準に準じてないものはいくら周りが褒め言葉として伝えても響きません。

彼の心の世界の基準では何を求めているのか？彼への理解が必要になっていきます。

 草食系優柔不断タイプ

 あなたを優先させてくれて優しい一面もありますが、それを裏面から見ればリーダーシップがないように見えてしまいます。どこか頼りなさを感じてしまうかもしれません。はっきりと好きとも言わないし、嫌いとも言わないというような感じで、女性の方がイライラしてしまうかもしれません。

あなたに合わせてくれる優しい一面もあるので、そこに惹かれてしまいます。 しかし、何を考えているか分からないから、彼が優しくしてくれても安心することが出来ません。

恋愛の主導権は女性の方が握らなければいけないので、デートの約束を彼の方からしてくれない！などが多くのクレームが寄せられます。恋愛に積極性がない感じがしてしまいます。

相手の気持ちを知りたくて詰め寄ったとしても、このタイプの男性は「事なかれ主義」のことが多いので、あなたに合わせて謝ってくれることもありますが、いまいち本音が分かりません。

このタイプは自分の意見を主張することが苦手なので、怒りを表現することも苦手です。今まで普通に連絡取れていたのに、突然引きこもることがあります。それは一種の怒りの表現であり、自己表現の一つなんですが。女性からすれば分かりませんからね。

このタイプは現在進行形で精神的に疲れているか？過去の精神的ストレスからまだ解放されていないことが多いです。相手が優柔不断なので、女性の方がパワフルに接してしまうことが多いかもしれませんが、彼に癒しや休息を与えてあげることがポイントになっていきます。
傷付いた男性性を癒してあげることです。

このタイプに惹かれる女性は自立しすぎていることが多いので、それを緩めていくメンテナンスは意識的に行った方がいいですね。

草食系自由人タイプ

このタイプは先ほどの草食系優柔不断タイプと違って、割とハッキリ自分の意見を主張します。女性の扱いも草食系優柔不断タイプよりは慣れていることも多いです。
このタイプは恋愛においてリスクや責任を取りたがりません。長年付き合っていても、結婚の話をうやむやにしたり、カラダの関係になってもふたりの関係性をはっきりとさせません。

デートで食事に行くけど、男女の関係まではならないなど、やきもきさせられることが多いかもしれませんね。このタイプの中では「ここまではOKで、ここからはNG」と恋愛において独特のルールを持ってます。

「ふたりで旅行は行ってもいいけど、それは付き合うとかじゃない！」
みたいな独自のルールです。

草食系優柔不断タイプに比べて女性の扱いには慣れているかもしれませんが、あなたに合わせることは少ないです。彼の中のルールに外れていることはしてくれません。

結婚や付き合うことを束縛されることだと思って、自由を奪われるように思っています。
一人の方が気が楽という感じですね。

言葉で結婚やお付き合いを説得しても彼の心を掴むことが出来ません。理論武装しているので彼の鉄壁ガードに女性の方が疲れてしまうかもしれません。

攻略のポイントは彼にひとりでいる時よりもふたりでいる時の心地よさを「実感」してもらうことです。思考ではなくて感覚的に攻めていくのです。包容力がポイントになります。

「この男性のタイプは辞めておいた方がいい！」とかはありませんが、ここに書かれていない男性のタイプももちろんいて、その男性との恋愛はスムーズに向かうこともあります。

ただ、人からなんて言われようが、相手がどんな人だろうか、
自分が好きになったのだから自分が納得するまではチャレンジしたいというのが本音なのかなと思います。

人によっては「こんなめんどくさい男に付き合っている暇はないわ！」とキッパリ関係性を断つことも出来るかもしれません。でもそれが出来ないのが恋愛でもありますからね。

時間やエネルギーがかかって、振り回されるというリスクもありますが、そのリスクをどれだけ引き受けられるか？というのは自分で納得して決めることしか出来ないかもしれませんね。

その恋愛ちょっと一旦停止したほうがいい？

どのような男性を好きになって、どのような恋愛をしていくのか？
それは本当に１〜１００まで本人の意思によるもので、そこに口を挟むべきではないことを承知をしてしますが、それでも「ちょっと今は落ち着きましょう！」とアドバイスさせていただくことがあります。

そのケースをいくつか見ていきましょう！

ギャンブル恋愛になっているケース

万馬券って普段当たらないから当たった時にすごく興奮しますよね。恋愛でも普段は「辛い」「しんどい」「苦しい」しかないけど、たまに相手が近づいてきた時にすごくドキドキしてしまいます。それはまるで万馬券が当たったような興奮なんですよね。

日々が辛い度合いだけ、その時の興奮はすごく高くなります。そうすると、それだけ自分が相手のことを好きだと感じてしまいます。しかし、それが本当の気持ちか？錯覚なのか？自分では判断できません。

ギャンブルも自分が投資したお金の分だけ熱中しやすくなりますし、万馬券が当たった時の高揚感は強くなります。恋愛も時間やエネルギーをかけた度合いだけ熱中しますし、彼が近づいてきた時の高揚感も強くなります。

最初の方はその高揚感で気持ちを紛らわすことが出来るのですが、その恋愛も長期戦になると疲れ果てていきますから、自分の気持ちがますます分からなくなります。

そうゆう場合は「一旦落ち着きましょう！」と少し恋愛から離れて自分と向き合う時間をとってもらうようにアドバイスします。

ギャンブル恋愛にハマってしまう女性は普段から感情を強く抑圧していることが多くあります。自分の感情が揺れることが少ない（すごく自立している）ので、感情を強く揺さぶられる刺激をついつい求めてしまいます。

普段から感情が揉みほぐされていて、感情の抑圧が少なくなるとそのような恋愛に興味がなくなっていくことがあります。まずは自分の抑圧している感情を緩めていき、それから本当に相手が好きか見極めることをオススメしてます。

怒りが漏れ出しているケース

例えば「彼に与えるモードで頑張ってきました！」「彼のために出来ることは何でもしました！」と言われることがあります。しかし、その方の話を伺っていると彼への愛情よりも怒りがすごく伝わってきます。

相手が難攻不落なので、怒りが出てきてしまうのは当たり前なので、それを我慢する必要はないのですが、ポイントは本人が自覚する以上に漏れ出てしまっていることです。

「〇〇さん、あなたが言うように本当に彼のために尽くしてきたかもしれません。だけど、怒りのエネルギーが漏れ出してますよ」と伝えても、

「いいえ、彼の前では完璧でやれてます！」
とやっぱり気付いてくれません。

男性は感情が苦手なんでしょ！？
桑野さんはカウンセラーだから分かるだけでしょ！？

と言われますが、そうではありません。

先ほどのタイプ別で出てきた罪悪感タイプの男性は、今までどれだけの女性を怒らせてきたと思いますか？そのような態度に出ているのはあなただけではないのです。女性に怒られる場数は相当なものを積んでます。

女性が隠している怒りをキャッチする能力は並大抵ではないのです。
菩薩の表情を心がけているかもしれませんが、心の中の般若はバレてしまっています。

心の中の般若がバレてしまっていてはマイナスに働いてしまいます。怒りの感情を持つことをいけないと言いませんが、それをうまくデトックスしておかなければいけません。

魅力アップする期間を設けるケース

恋愛はふたりの個性がそれぞれ影響していますからね。はじめに男性のタイプを分別しましたが、それだけで恋愛の運命が決まるわけではありません。

不安に振り回されやすかったり、自分の気持ちを言えなかったり、女性の中でも恋愛に対してブロックあることも少なくありません。そのブロックを取り除いておいた方が恋愛はうまくいきますし、男性が難攻不落ならば、尚更女性のブロックは無くしておいた方がいいでしょう。

恋愛に対する精神的なブロックを取り除いて女性が持っている魅力を最大限に表現出来るようにしていくのです。セクシャリティを解放させましょう！とか、過去の感情を癒しましょう！という感じですね。

感情のリスクをいかに取るか？

うまくいかない恋愛って、
どうしても相手に変わって欲しいことを願ってしまいます。

それは人間である以上仕方がないことです。

でも、相手が罪悪感を抱えていようが、自信がなかろうが、自己価値が低かろうが、
相手は感情のリスクを取ることを避けているわけです。

つまり、そうなってしまった原因と向き合えないから変わりたくても変われないのです。
そこに向きあうのに感情のリスクがありますからね。

彼があれだけ悪い態度を取るようになった出来事でどれだけのしんどい感情を抱えることになったのか？彼にとっては耐えられないからこそ、今だに向き合えないのです。

そんな彼に対して「男のくせに！」に思いたくなるかもしれません。
まぁ、ごもっともな意見です。

ただ、愛することはその相手のすべてを理解してあげることが始まるのかなと思うのです。
それは女性が我慢すればいいとか、男性がリーダーシップを発揮すればいい！とはではなくて、それがしたくても出来ない悲しみや過去があるのです。

相手を変えようとする行為は、相手を理解する行為とはまるで反対の場所にあるのです。ただ、相手を理解することで、相手が変わることがあるのです。

ここまでアレコレ書いていて言うのもなんですが、相手を理解するためには、男性心理の記事を読むことよりも相手が避けている感情のリスクとあなたも向き合ってみることが何よりも手っ取り早いのです。

相手を変えようとしている時は、相手に感情のリスクを取らせようとしていることでもあり、裏を返せばそれは自分が感情のリスクと向き合うことを避けていることでもあるのです。

つまりあなたにも向き合いたくない過去があり、感情があるのです。
それを見て見ぬふりをしてしまっているかもしれないのです。

感情のリスクを取ること
それは彼を愛し続ける時も手放す時も必要なことかもしれません。

大好きな人を手放すことは本当に切ない感情と向き合わなければいけませんからね。

突き詰めると彼を手放せるだけ彼を愛していますか？という耳の痛い問いにぶつかってしまいますからね。

自分の気持ちに答えを出して決めることも感情のリスクなんですよね。それと向き合えないと答えも出せないし、ズルズルと先延ばしにしていて彼との関係もどっちつかずということになってしまいます。

お互いが感情のリスクを取らないためには膠着状態は都合が良いのです。

心理学を使ったテクニック的なこともありますが、
恋愛はやっぱり生身の人間と人間が向き合っているんですよね。

どうしても小手先だけでは伝わらないハートの部分というものがあります。
そこはどれだけ自分の感情と向き合ってオープンになれるか？というのが影響しています。

ただ、自分の感情と向き合うことは怖いですよね。
いろいろ分かってはいてもなかなか出来ないものです。

彼にも向き合えない理由や過去があるように、
あなたにも向き合えない理由や過去がありますからね。

自分の出来る範囲で、自分のスピードで大丈夫です。
たまに投げ出してもいいんです。休んでも。

一人でやらなくても大丈夫なんです。

その日々そのものが相手を理解する糧になっていきます。
自分の感情を向き合える勇気へと繋がっていきます。

最後は心理学の深い話になってしまいましたが、
感情のリスクを取ることは嫌な感情を感じることではありません。

過去の出来事や現在の苦しみで
無価値感や罪悪感に隠れて見えなくなってしまった本当のあなたの価値を見つめていくことです。

うまくいかない恋愛で本当のあなたの価値を隠してしまう必要はないのです。

人は本当に欲しいものほど、手に入れるのが怖くなってしまうものです。

ゆっくり少しずつで大丈夫なんです。
自分を恋愛の苦しみから解放させていく作業なんですよ。

その結果彼が横にいるのか？新しい出会いがあるのか？
ただ、それだけなんです。

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