恋愛

私のことは好きって言うのに、結婚する気がない男は何を考えているのか?

答えを出さない男性と振り回される女性

ケース①フェードアウトする男

①私のことを好きだという雰囲気は醸し出してくるのに、
『付き合う』という話になれば、
フェードアウトしていく彼。

『嫌いなの!?』と聞いたら、『嫌いじゃない』と答えて、
『じゃあ好きなの!?』と聞いたら『分からない。』『気持ちはある』みたいな微妙な話をしてくる男達。

「そんなハッキリしない男性のどこが好きなの!?」
追いかけても振り回されて、これって私の求めていた恋愛と違うのに、
彼から離れようとすると、
優しくしてくれた彼のことや楽しかった日々が思い出されてきて、
どうしたら良いの!?

ケース②話を誤魔化す男

②付き合ってもう何年もなるのに、
いまだに結婚の話を具体的にしてこない彼、

一度私の方から結婚の話を切り出したのに、
うやむやにされて、それ以来私の方からどう切り出したらいいか分からない。

このまま結婚のカタチにこだわらずに彼と一緒に居られる日々をたのしめばいいの!?
でも、結婚する夢だって諦めたくないよ!?

彼のことだって諦めることができないよ!?

なぜハッキリさせないのか?

なぜ、男性はハッキリと答えを出さないのでしょうかね?

この問題のややこしい部分は、
決して女性のことを男性が嫌いなワケではなく、好きなんですよね。
大切には思ってくれているんです。

でも、女性側の願いや希望である<結婚>や<お付き合い>に対しては、
抵抗がある、もしくは否定的なんですよね。

女性からすれば、
<結婚する気ない>=<私のことを大切に思ってない>
の図式が頭の中にイメージされていきますから、彼の元から離れた方がいいんじゃないかな?
と思います。

しかし、
結婚やお付き合いの話ではない部分。
日頃のメールや会話から、もっと言えば行動や仕草からは
「私のことを愛してくれている」というのが伝わってくる。

いっそもっと冷たく、強烈に距離を置いてくれた方が、
しんどいけど、辛いけど、気持ちを整理していくことはできるのに、
まるで生煮え状態が続いているように時が過ぎていく。

会えば楽しいし、連絡が来たら嬉しい、
でも、いつもどこかに<結婚>や<付き合う>の言葉がちらついて、
安心して心から彼との関係を楽しめない。

彼とは距離を置くべきか?
このまま一緒にいるべきか?
結婚や付き合うの話題を彼に差し迫った方がいいのか?

本当に分からなくなりますよね。

「したいように、したらいいじゃん」
身もふたもないアドバイスを友達からもらうこともあるでしょうね。
もちろん、自分のしたいようにするのは真実でもあるんですけど、
彼の気持ちも分からない上に、自分の気持ちはもっと分からなくなってますからね。

答えを出さないオトコ達の心理状態とは!?

過去のブログ記事でも書いて来ましたが、
<結婚>に対するイメージや自分自身に対するセルフイメージが良くないんですよね。

あなたのことは好きだけど、
結婚はちょっとな〜!いや、嫌いじゃないよ。

でも、結婚か〜!
もうちょっと後で返事するよ!

えっ!?いつ返事するかって?
だから、もうちょっとアレコレ決まってからさ

こんな感じでふわふわと<結婚>や<付き合う>ことから避けていくパターンもあれば、

俺は結婚する気はない!

断固反対姿勢をアピールするタイプもいますよね。

あとは、

結婚(付き合う)することが出来ないなら、君を幸せにすることが出来ないよね。
こんな俺といたら君を傷つけるだけだから、しんどいなら俺から離れてもいいよ。

と、映画などでの、
ピンチのシーンに自分を犠牲にして
『ここはいいから、先に行け〜〜〜〜!!!』
と自己犠牲するキャラクターのように、
なぜかいい人づらして、自分が全部背負いこんでいくタイプまで、
本当に様々ですよね。

どのタイプだろうが、
どんな理由を言われても、
心からスッキリと納得することはできないと思います。

どのタイプの男性でも、
<結婚>や<お付き合い>にコミットしていない自分には、
大なり小なりの罪悪感、後ろめたさを持っています。

夏休みの宿題をしないまま、
2学期の登校日を迎えているようなものです。

「いつかしなきゃな、いつか、、、
もうそろそろ宿題の1ページ目くらい開いてみようかな〜?」

そうやって2学期の初日を迎える感じです。

女性からの<結婚>の話題が出ると、ビクビクしてしまうかもしれませんよね。
女性が勇気を出したのに、男性の方がヒラヒラとかわしてしまうのは、
この<向き合ってない>という負い目からくるんですよね。

『ねぇ〜、〇〇ちゃん結婚するんだって〜。

私たちもさ、ほらさ、
もうそろそろ考えてもいいんじゃない?おばあちゃんも元気なうちにさ』


と探り探り切り出したのに、
テレビを見たり、スマホを見たりしながら、
気持ちのない返事が返ってくる。

このままもっと切り込んでいいのか?
それとも切り込めば必殺逆ギレを繰り出してくるのか?
それとも『考えとく』と言って時間を引き伸ばしてくるのか?

そうやって考えているうちに、
これ以上は考えても分からないから、また今度にしようと、
諦めてしまう。

この時に男性の心の中では何が起こっているのか?

『うん、、!?な〜んか、彼女の方から微妙な空気が漂ってくるぞ〜、、、。

〇〇ちゃんが結婚するのか〜、最後に会ったのは去年の夏くらいかな〜、

でも、この話題、この空気、、、、

俺たちの結婚の話もしてくる、、、、、

ほら、してきた!!!!


いや、違うんだよな〜、、、
嫌いなわけじゃないんだよ!ただ、結婚とかになると、家族付き合いとか収入とか、
子供をどうするかとかいろいろあるじゃん、、、、。
いや、だからと言って、家族や子供が嫌いなワケでもないんだよな〜。。。


あ!
テレビで志村動物園やってるんじゃん!!!
ちょっとこれ見て気持ちを落ち着かせよう!


カワウソ特集!?

ヘェ〜!今時カワウソがペットとして、自宅で飼う人もいるんだ!!
カワウソって、鶏肉のササミ食べるのね〜!


あっ、やばい!!
彼女が
何テレビばっかり見ているの?
ちゃんと話を聞いているの!?
って顔している。

う〜ん、
どうしよう〜!
とりあえずテレビには背を向けて、、、、

スマホでも、、、触ろう、、、


お!タケシのやつ、またこってりとしたラーメンを食ってんな!
あいつのインスグラムは、ラーメンの写真ばっかりじゃんな〜!!』

と向き合わなきゃいけないのに、
なぜかそれから逃れるような行動を無意識にとってしまうのです。
もう一度言います『無意識に』ですからね。

すると、女性の方からしたら、
同僚のタケシがインスタグラムに載せたラーメンに彼が『いいね!』ボタンんを押したのを見て

『なんで!!!そんなこってりなラーメンには<いいね!>を押して、
私たちの結婚については<いいね!>をまったく押してくれないのよ!!!
まじ、何考えてんのよ!!!ラーメンとでも結婚すりゃいいのよ〜!!!』

別にカワウソに負けたワケでもなく、ラーメンに負けたワケでもないのです。
ずっ〜っとサボっていたままの夏休みの宿題。
このまま誤魔化していけるのかな〜って薄々思っていたのに、
急に目の前にその話題を『ぼん!!』と出されて、
動揺しているんですよね。

『動揺しているからって、
サボってきたオメエが悪いんじゃねぇか!
!』

という意見はごもっともです。

彼に決断を迫る前に、イメージを上方修正していく。

<結婚><付き合う>という
そのものにイメージが良くなくて、

それと向き合ってこなかったことにも、
後ろめたさと罪悪感が出てきてしまっているのです。

そもそもイメージが良くないのものに、
罪悪感やら、後ろめたさがくっ付いてしまうので、
余計にその話題に触れることが出来なくなっています。

<結婚>のことに向き合ってこなかった彼を責めるつもりは毛頭ないかもしれませんが、
彼はそれを責められるように思ってしまいます。

なので、
話し合いの土俵にすら立ってくれないんですよね。

向き合ってないことを責められ、怒られ、
そして、そこで尚且つ、結婚に対して『YES 』と答えなかったら、
彼女をどれだけ苦しめるだろうか、、、?

そこまで感じてしまっていることもあります。

『そこまで感じることが出来るなら、
<結婚>に踏み切れや!!!!』 

 と思ってしまいますよね。

でも彼には彼なりの、
そこには葛藤と不安と悩みもあるワケなんです。

思いっきり女性側が強引に
リーダーシップをとって、
彼を結婚までまくしたてるのも1つの手かもしれません。

「でも、そんなことは出来ないよ!」という方には
、結婚のイメージを塗り替えていくほうが方法がいいかもしれませんね。

ただでさえ、
結婚に関する話題は彼との間ではタブーになってしまうと、
結婚に関する彼の中でのイメージが塗り替えられることもなくなってしまいます。

男性が結婚に逃げ腰になってしまうのは、
責任や、自由がなくなるかも?しれない不安、収入のこと、社会的名誉、過去の恋愛の痛みなど、
自信のなさを刺激されるようなものだったりします。

しかし、その不安以上に、
幸せや楽しみが待っているのを知るとなると、
彼はその不安を乗り越えていくきっかけになります。

『YES or NO 』
の返事をどう迫るか?
よりも、彼の中の結婚のイメージを変えていった方が効果的なようです。

それには、一番にあなたの喜びや笑顔、幸せがポイントになってきます。
結婚のことを不安や心配から話題にするのではなく、
喜びや楽しみの感情と共に話題にして見てくださいね。

そこで、すぐに回答や考えをもらうような話し方でなくて大丈夫です。

そのあなたの嬉しい!楽しい!が、
彼の自信を強めていき、不安を乗り越えるチカラとなっていきますからね。

まずはあなたが喜びや楽しい状態にいられるように、
自分をメンテナンスしてあげてくださいね。

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