私たちはどんなに素晴らしいものでも、それを強制(強要)されれば嫌悪感を感じてしまいます。
愛されることにも「恐れ」があります。
それは自由をなくすような、相手に飲み込まれるような感覚です。
この愛されることの「恐れ」は、子供が母親に対して抱くことがあります。
母親の愛情が強いあまりに自由を感じられないのです。
「お母さんの期待に応えないと!」「母の言うことを守らなければ」
母の期待に応えたい気持ちと、母に愛される為の自分を作り上げなければいけない窮屈さで葛藤します。
自分の人生が「母親の期待に応えるだけのもの」と、飲み込まれていく感覚がします。
これが大人になっても、恋愛に影響することがあります。
愛されることは、相手に束縛されるように感じてしまうのです。
愛されるためには、相手にとって都合のいい「愛されやすい自分」を演じる必要があると思い込んでしまいます。
「愛されること」で、「恋人を作ること」で、「誰かを好きになること」で、ありのままの自分でいられないと思います。
そんな愛されることへの不安を抱えている相手には、「愛されることで、より自由になる」という感覚を感じてもらうことが必要になります。
愛されることも、愛することも、自分の可能性を閉じるものではなくて、広げていくものだと、それまでの思い込みを手放せるように、
あなたが好きな相手は、「愛されることへの恐れ」を持っているでしょうか?
もし相手が「愛されることへの恐れ」を抱えていて、その相手に「自分の思い通りに動いて欲しい!」という欲求をあなたが持っていたら。
実はあなたも「愛されることへの恐れ」を持っています。
相手の飲み込まれないように、先に相手をコントロールしたくなります。
自己防衛するために束縛することやコントロールすることを手放すことができません。
相手に「愛されることでの自由」を感じて欲しいのなら、まずは自分自身が「愛されることの恐れ」を手放す必要があるんですよね。
あなたはなぜ愛されることへの恐れ、不自由さを抱えてしまったのでしょうか?
自分の心が自由に恋愛していない状態では、相手の心も自由さを感じられませんからね。
自分の心をまずは自由にしていきましょう。
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