今日は男性のための恋愛講座です。
女性読者は、『男ってこんなこと考えてるんだ〜』『いや、むしろ何も考えてない？笑』『夫婦ケンカの原因はコレかもしない』など、ふむふむと流し読みしてくださいね。
目次
実はコミュニケーションが苦手？
女性とのコミュニケーションを苦手とされる男性の相談を受けることがあります。
『女性とのコミュニケーションが苦手？』
そう言われると、まったく女性との会話が出来ない男性やすごく恥ずかしがり屋の男性を想像してしまいますが、必ずしもそうとは限りません。
実は、彼女がいる男性や結婚されている男性でもこの悩みを持っている方は多いです。
女性からも、
『彼は恋愛経験も豊富そうに見えるのに、全然女子の気持ちが分かってないんですよね。優しいですけどね。肝心なところが何も分かってないんです』
という報告はたくさんあります。
恋愛経験が豊富、モテそうなどの要素と、女性とのコミュニケーションが上手というのは必ずしも一致しません。
もちろん女性とのコミュニケーションが上手なほど、モテますが、
コミュニケーション上手＝モテる
は成り立っても、
モテる＝コミュニケーション上手
は成り立たないんですよね。
ちょっとややこしいですよね。
優しい男性ほど苦手意識を感じる？
優しい男性や女性想いの男性ほど、この女性とのコミュニケーションに見えないプレッシャーを大きく感じてしまうようです。
女性への想いはたくさんあるのに、それを上手く表現することが出来ない。
女性の立場から見ると、
『彼は私のことを想ってくれているの分かってるけど、なんかいまいちパッとしない。』
『優しいだけじゃダメなんだよね』
『家族とは思えるけど、男としては見れなくなった』
『マジで、あいつ何考えてるか分からない』
『肝心なところがね〜、、、』
などの想いに繋がっていきます。
男性も、何故かよく女性から説教されるけど、何故説教されているか分からないって経験はないですか？
女性も、そのような男性は、女性想いで受け止めてくれる懐が大きいゆえに、ついつい上から説教してしまうことがあるんですよね。
伝えたつもりでも伝わらない好意
お付き合いや結婚、恋愛がスタートしてからの話をしましたが、これが恋愛がスタートする前の話になると、
男性が好意を持っている女性とお近付きになりたいと思ってアプローチするのに何故か女性から距離を離されてしまうことが起きます。
これは何故かというと、
あなたの気持ちが女性からしたらよく見えないんですよね。
何を考えているか分からない人が近付いてきたら、人は距離を置きたくなりますからね。
もしかしたら、「好意」を伝える表現はしているかもしれないですが、女性からする『え？』ってこともあるんですよね。
実はあなたが伝えているつもりでも、女性は分かってないこともあるのです。
もちろん女性があなたに好意を持ってないのかもしれません。
しかし、女性があなたに好意を持っている又は、これから持つかもしれない状況でも、『好き』という好意を伝えるには、男性が思っている以上に繊細に詳細に伝えていく必要があるんですよね。
気持ちは詳細に伝えていく
今度は反対に、女性の方があなたに興味や好意を持っていて、アプローチしてきたとしますね。
あなたの方もまんざらではない。
デートに行ったり、ラインやメールのやり取りをしている。
しかし、何故か『何を考えているか分からない』と言われてしまう。
場合によっては、女性の方から離れていってしまいます。
これは女性の方が、
『あなたが優しいからデートやラインをしてくれるのか？あなたが私のことを好きだから、デートやラインをしてくれるのか？』
分からなくなってしまうんですよね。
男性からしたら、『デートやラインするなんて好きだからに決まってるじゃん！』と思うかもしれませんが、女性に対してはやっぱりその気持ちも繊細に詳細に伝える必要があります。
情報ではなくて感情を伝えていく
どうすれば、
あなたの気持ちを繊細に詳細に伝えることが出来るのか？
男女のコミュニケーションの違いを表現する時に、
女性は感情の共有、男性は情報の共有ということがあります。
男性はカメラや車のスペックに詳しかったりします。これは数字や性能などのデータ、情報だからですよね。
男性のあなたがたくさんコミュニケーションしているように思えても、女性は情報は伝わっているけど、あなたの感情が見えてこないワケなんですよね。
女性の感情や感覚的な部分が刺激されません。
すれ違っていく原因は！？
女性から『何を考えてるか分からない！』『もっとコミュニケーションしてよ！』『私の気持ち分からないの？』と怒られてしまい、
たくさんコミュニケーションしようと頑張ってみる。
しかし、また女性から『何を考えてるか分からない！』『もっとコミュニケーションしてよ！』『私の気持ち分からないの？』とまた同じことで怒られてしまう。
『えっ、どうしたらいいの？』
となって途方にくれてしまうのです。
それくらい男性と女性のコミュニケーションの違いというものがあるんですよね。
あなたのすべてが知りたい
カウンセリングのお仕事をしていてつくづく
男性は女性を喜ばせたい、守ってあげたいと思っているし、女性も男性を喜ばせたい、応援したいと思っている
と感じさせられます。
男性は女性のガーディアン（守護者）でありたいし、
女性は男性の応援者、理解者でありたいんですよね。
例えば、あなたが仕事から帰ってきて、
『おかえりなさい！仕事どうだった？』
『いろいろあって忙しいかったよ。』
『それだけ！？∑(ﾟДﾟ)』
と彼女や奥様の怒りに着火してしまいます。
身も心も委ねていく
男性からしたら、『何故怒りに着火してしまうのか？』分からないですし、『もう今日仕事で疲れているから勘弁してくれよ〜』と思うかもしれません。
女性からしたらもっと繊細に詳細に伝えて欲しいし、『繊細に詳細に伝えてくれないなら、私のことを大切に思っているのか！？このヤロー！』ってスイッチが入ってしまうのです。
『おかえりなさい！仕事どうだった？』
『納期が近い案件があってバタバタしてたんだけど、そこにきて急に部長から呼び出されてさ、今日中に資料を作って欲しいって新しい仕事も頼まれてしんどかったよ〜』
『大変だったね〜。頑張ったんだね。お疲れ様♡』
とあなたの一日の頑張りをねぎらってくれるようになります。
弱さを見せても大丈夫
男性って女性にはなかなかしんどい姿を見せたくはないものですが、女性はそれを包み込んであげたいんですよね。
あなたが喜ぶ顔を見て、女性も喜びます。
あなたが苦労して、それでも頑張る姿を見て、女性はあなたを支えてあげたいと思います。
男性は弱さやネガティブさを見せてはいけないと思ってしまうかもしれません。しかし、女性からすればそれを見せれないほど、信頼してくれてないと思ってしまうワケです。
ポジティブな気持ちを表現する時も同じです。
ネガティヴな気持ちもポジティブな気持ちも、
背景や理由を詳細に説明しながらも、あなたのその気持ちを伝えていくことです。
結果や感情だけを、それだけでぽんっと伝えても、女性には伝わりにくいです。
どうしても男性は、自分の感情や気持ちを表現することを苦手としたり、臆病になってしまいます。
『繊細に詳細に』を合い言葉にチャレンジしてみてください。
信頼は最高の愛情表現になる
奥様や彼女との関係が変わっていったり、これからお近付きになりたい女性との関係性が変わっていきます。
女性のためにと思ってやってみても、
意外に男性のあなたの方が恩恵や効果を得られることがあります。
それは「生きづらさ」や「孤独感」を抱えている男性にとっては、大きいようです。
愛している女性にあなたの気持ちを信頼して委ねてみてくださいね。
そこから、あなたの人生も変わっていきますよ。
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