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母の幸せを超えていく

私たちは無意識に自分の中に制限を持っているものでして、ぞれぞれの限界値は人によって違います。

例えば、平日のランチにいくらお金をかけられるでしょうか?

1000円以内の人もいれば、1500円の人も、3000円の人もいますよね。

「今月は節約したいから」と明確な理由から、その制限が決まっている人もいれば、なんとなく「1000円を超えたら高いよね」って感覚の人もいると思います。

通勤時間もそうですね。30分以内なら近く感じる人もいれば、「30分もかかる」と思われる人もいます。

これも明確な理由がある場合だけではなくて、周りの人の通勤時間とか、学生の頃の通勤時間などから、感覚的に制限があるわけです。

幸せにも無意識の制限がある。

これは数値化できないジャンルにも制限があります。

幸せとか、努力とか、休み方とか、贅沢とか。

こんなに好きなことをばかりしてたらバチが当たる」みたいな感覚ってありませんか?

これも科学的な根拠もないし、明確な理由もないけれど、なんとなくそんな気がするわけです。

楽しことが続いてたら、急に申し訳ない気持ちが出てきたり、職場の方に申し訳ない気持ちが出てきたり、と自分の喜びにセーブをかける考えが浮かんできます。

ヒーターの温度がある一定数値を超えたら勝手にOFFになるように、幸せのメーターもあるラインを超えたらネガティヴモードに切り替わるように設定してしまうのです。

制限の基準はお母さん!?

そんな設定を意識してしているわけではないと思います。

今日のタイトルにもありますが、無意識に母親を基準にしていることがあります。

母親よりも幸せになってはいけない!とか、

母親に怒られない程度に抑えておこう!とか、

無意識に自己制限をかけているわけです。

やりたい仕事にいま一歩踏み出せない!

恋愛に踏み出せない!

幸せを壊すような選択をする!

「なんで私、いつもこうなの、、、」と後から振り返れば自分を責めたくなるようなことを繰り返してしまうのも、このような心理的な背景が隠されていることがあります。

再設定には抵抗を感じる!?

基準はそれに自分で気が付いて、それを変えたければ、再設定することができますからね。

ただ最初は心地悪さを感じることもたくさんあります。

それまでの基準の方が感覚的には慣れていることも多いので、何か悪いことをしているような気分になります。

「こんなことはしちゃダメだ!」「きっと成功しない!」と、理由もなくネガティヴなことを考えまくってしまいます。

私たちは環境や条件が変わることに、それがいい結果をもたらすとしても、なんだか抵抗したくなるものです。

逆に言えば、抵抗を感じることは大きく変わるタイミングでもあるわけですね。

モヤモヤを感じるからストップするのではなくて、モヤモヤを掘り下げていくことで自分が無意識に制限をかけていた理由に気がつけることもあります。

自分の人生は自分で決めていく

幸せの基準を自分で決めることは、人生の舵を自分で決める!ことでもあります。

誰かのルールや基準で生きていた方が制限はあるけれど、楽なこともあります。

だから、自分の中にある依存したい気持ちと、自分で幸せを決めていく自立したい気持ちの間で揺れ動いていきます。

どの道を選べばいいか!?なんて正解はありません。

それこそ自分で決めていいですからね。

これからどんなふうに生きていきたいのか?

それを問いかけ続けることかもしれませんね。

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