今まで通りにいかないことをマイナスに捉えてしまうことがあります。
「〇〇できなくなった」
「昔みたいに頑張れなくなった」
「前はもっと元気なキャラクターだったのに」
それは変化していく不安から過去の自分に執着しているかもしれません。
変われないのではなくて、変わることに抵抗しているのです。
人は勝手に変化していきます。
自分の意思だけではなくて、周りの環境も変わっていきます。
たくさんの出来事が起きていきます。
仕事が変われば人生に対する意識が変わることもあるし、失恋すればそれまでとは同じように考えれないことも出てきます。
変化することをネガティヴな視点から見ればいくらでもネガティヴに見ることができます。
でも、ポジティヴな視点から見ようとすれば、その意味や価値は変わってきます。
いっときはダメになっていくように思えるかもしれません。
でも、それは再構築するのに大切な時間(作業)でもあるのです。
破壊と再生がセットであるように。
ダメになってしまう。弱くなっていく。何もなくなっていく。
変化を短い視点で切り取ってしまえば、破壊されていくだけに思えてしまいます。
だから抵抗しようとするし、抵抗するとその破壊の時間(作業)が長引きます。
いつまでも自分がダメになっていくように感じられます。
でも、破壊と再生がセットならば、信頼して待ってあげてください。
自分に時間をかけてあげてください。
愛するとは時間をかけてあげることです。
壊れていくだけではなくて、再生(再構築)に必要なものを選択していることに気が付けると思います。
人生は思いもよらぬことが平気で起きていきます。
失敗も、悔しさも、恥ずかしさも、悲しみも。
私たちにはコントロールできない。
でも、そこから何を得て、何を捨てるのか。
それは自分で選択していくことができます。
自分を待ってあげましょう。
信頼することは「待つ」ことだと思います。
早く結果や成果を求めてしまえば、大切な変化を短い視点から切り取ってしまいます。
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