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相談されても何て答えていいか分からなくなってしまいます。

いつもブログ読んで勉強させてもらってます。

私は現在養成スクールに通ってカウンセラーを目指してます。

元夫との離婚で地獄を彷徨っていた私を救い出してくれたきっかけがカウンセリングでした。

そこから心理学を学び、たくさんのセミナーを受講をしました。

カウンセリングサービスの心理学記事はすべて読んだとおもいます。

すごい!と思った文章はパソコンで書き写すこともしました。

私を地獄から救い出してくれたように、私も誰かの力になりたい。

でも、カウンセリング実習をしてみると、相談を聞いているうちに何を答えていいか分からなくなって言葉が出てきません。

一生懸命絞り出すのですが実習が終わった後でも「あれで良かったのかな?」と悩み続けてしまいます。

毎回ヘトヘトになって、次に実習するまで回復に時間がかかります。

この調子でカウンセラーになれますでしょうか?

元夫との関係でも言葉が出てこない時がありました。

たくさん勉強したのに肝心な部分が変わっていないように思えて、相変わらず自信がありません。

桑野さんがカウンセラーになる勉強をされていた時に大切にしていたことなどありましたら、教えていただきたいです。

(Sさま)

メッセージありがとうございます!

うちの養成スクールで勉強されているのでしょうか、、?

(そうであってもなくても)一緒に頑張っていきましょう!!

どこかで同じような質問に答えた気がしますが。

悩まないようにするのではなくて、悩み続ける体力をつけることかもしれませんね。

きっとSさんはそれっぽい言葉で逃げたくない人だと思うんですよね。

だから悩むし言った後でも考え続けてしまうのです。

自分の心と向き合うのは難しいですよね。誤魔化してしまうし、逃げてしまえるから。

相手の心と真剣に向き合うのも同じように難しいです。

客観的に見えるから冷静ではいられるかもしれませんが、「ここぞ!」って時に誤魔化したり、逃げてしまえますからね。

Sさんが言葉が出てこなくなるのは、それだけ一生懸命に向き合われているのかなと思うのです。

師匠の言葉で大切にしてるものがあります。

「相手は何を言ってくれたか?覚えてないことはあるけれど、どう向き合ったか?は覚えてるよ。」

上手な言葉ではなくても、真剣に向き合ってくれたその想いは伝わるのではないでしょうか。

もちろん答えが欲しい人には物足りなく思われるかもしれません。

だから、必死に悩んで後悔して、伝えられることを増やし続けることなんじゃないかなと。

誰かの悩みを解決する為に、めっちゃ悩むわけですね。

「カウンセラーのくせに悩むのかよ!!」と不思議に聞こえるかもしれませんが、どの職業でも同じだと思うのです。

悩んで考えてスキルを磨いていく。

サービスや商品をより良いものしていく。

そのような意味では、どんな職業だろうがずっと満足することはないかもしれませんね。

僕自身の考えですが「愛すること」も常に改良、改善なんだと思うのです。

難しく考える必要もなくて、それは家で作って食べるカレーを「もっと美味しく作りたい」と思うようなものかもしれませんね。

「これでいいだろう」は現状維持ではなくて、ちょっと衰退していくような気がします。

悩むことで自分を卑下することはありません。

悩み続ける体力は鍛えておいた方がいいと思います。

休む、考える、勉強する。みたいにね。

Sさんの場合はそこに「ダメ出し」が入っているのかもしれません。

反省することは大事ですが、自分を蹴飛ばす必要はありません。

あとはカウンセリングは『答え』が必要な場合だけでもないですからね。

答えが分かっていても、、、、。

ということはたくさんあります。

悩みと答えの隙間にある「何か」を一緒に共有する時間も大切なんじゃないでしょうか。

Sさんが目の前の相手のために一生懸命考えている間は、「はやくいいこと言わなきゃ!」「なんて言えば伝わるかな?」と焦っているかもしれません。

しかし、相手からすれば自分のために一生懸命に時間をかけて考えてくれている時間こそが傷ついた心を癒す時間かもしれないのです。

僕がカウンセリングの勉強をしていく中で大切にしていたことですか、、、いろいろありますが。

Sさんに伝える上で今思い付いたことは、たまには思いっきり心理学から離れてみるのはどうでしょうか?

心理学の記事をすべて読み漁って書き写すくらいですからね。

この世の全てを心理学の勉強に費やしていると思うのです。

それ自体はめちゃすごいです。

僕がカウンセリングで伝える話があるのですが、

壁紙でも、家具でも全てが真っ赤な部屋でリンゴを見つけるのが難しいですよね。

リンゴも赤いですからね。

24時間心理学に触れることで勉強にもなりますし、理解も深まると思います。

でも、心理学の情報や知識に溢れすぎて、Sさんにとってのリンゴが見えなくなっているような気がするのです。

そのリンゴが自信なのか?カウンセラーとして与えたいものなのか?分かりませんが。

心理学から距離を置く時間を作ることで、そのリンゴを見つける(思い出せる)ことがあります。

カウンセラーを目指すような人は、何をしていても心理学のフィルターで世界を見てしまうものですが。

それでもちょっと離れてみることで、気付くことも、整理できることもありますからね。

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