指先がささくれて 触れるもの何もかも痛い
心もそんな時があって
傷付きひび割れた心には
どんな言葉を聞いてもどんな景色を見ても ズキズキと痛むことがある
この世界に安心できる場所がないように 傷つけるものばかりに見えてしまう
ささくれた指先に触れたものへ怒りを感じるように
自分を傷つけるものを恨んでしまうかもしれない
でも、世界はあなたを傷つけるものだけで出来てない
ささくれた指先の痛みを我慢するのではなくて
傷付いた心を「弱さ」と責めるのではなくて
傷が回復するまで待ってあげること
休むこと、時間を与えること、傷を刺激しないこと
ささくれのない指先で触れれば 痛みではなくて温もりに気付けることがある
心も同じで
世界が自分を傷つけるものだけではなくて、
優しさが溢れていることを知るためにも（思い出すためにも）
まずは自分の心に優しい時間を与えてあげる
私たちは自分の心に与えているものを通して世界を見ている
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