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彼に浮気された仕返しに浮気してしまいました

彼に浮気された仕返しに浮気をしました。

虚しさしかなくて。

ずっと苦しいです。

一人だけにこのことを相談したら自業自得だよと言われました。

本当にその通りだと思います。

怒りや悲しみで自暴自棄になってました。

言い訳にもなりませんが。

仕返しで浮気なんかしなくて彼と別れれば良かった。

でも、どうしても別れることが出来なかった。

彼は自分の浮気がバレていることも知りません。

もちろん、私が浮気をしたことも知りません。

彼とは別れるしかないと思ってます。

はやく別れないといけないと思っているけど、ずっと別れを言えません。

苦しいです。

自業自得なのは承知してますが、

どこにもこの苦しさを吐き出すことが出来ないので、

メッセージをさせてもらいました。

(Kさま)

そうなんですね、大変でしたね。

浮気されたショックで彼への仕返しで浮気をしたと書かれてますが、

彼への仕返しというよりも、「自分をもっと傷付けたい!」って思いがあったのかな〜と思います。

浮気されて本当にショックだったんだと思います。

それまでの彼との関係は書かれていませんが、自暴自棄になってしまうくらいですからね。

それこそ本当に予想もしなかった出来事なんだろうと思います。

私たちは自分の心をぐちゃぐちゃに傷付けられた時に、それ以上のショックを自分に与えてしまうことがあります。

理解できないんですよね。

愛していた人に裏切られた理由が。

だから、自分をめちゃくちゃに傷付けることで、彼に裏切られた理由を作ってしまうのです。

少し話が過激な例になってしまいますが。

親に大切にされないと思っている少女が夜の世界で身体を売るようなことがあります。

これも「親になんで大切にされないか?」「愛されないか?」分からない。

だから、自分で親に愛されない理由(夜の世界で身体を売ること)を作り出してしまいます。

「こんな私だから誰にも愛されないよね。」と。

「そんなことをしなくても。」と思うことでも、私たちの心はそこにつき動かされてしまうのです。

後悔と悲しみ、怒りと自己攻撃、それに孤独。

本当にたくさんの感情がKさんの心に渦巻いていると思います。

Kさんの心の中にある様々な想いをジャッジせずに吐き出す時間が必要なのかなと。

まるで24時間裁判をしているように自分の気持ちや過去の行動に裁き続けていると思うです。

心が休まらないし、自分を責め続けることが罰になっているのではないでしょうか?

正しいとか、間違いとか、悪いとか、いいとか、それらのジャッジはおいといて

そうなってしまった裏側にあるKさんが抱えた傷や痛みに目を向けることです。

どうしても自分を責めてしまうでしょうから、1人でできることではないかもしれません。

カウンセリングなどを利用されるのもいいと思います。

私たちは自分の心を自分でコントロールできる瞬間ばかりではありません。

正しくないと思っていることをやってしまうこともあるかもしれません。

だからこそ苦しくなるし、傷付けてしまうし、傷付いていきます。

すぐにその痛みを手放すことも出来ないとも思います。

Kさんを責める声が聞こえてくるかもしれません。

また、反対にKさんに寄り添ってくれる声も聞こえてくるかもしれません。

いろんな声が聞こえくるから辛くなることもあるでしょう。

でも、その痛みや苦しみをいつまでも抱え続けるだけが残された道ではないと思うのです。

Kさんの心の中にある気持ちを、

いいとか、悪いとか、ジャッジせずに

ただただテーブルの上に置いていくような

そんな時間を持てればと思います。

それによって何かすぐ解決することもないでしょうし、すぐに解決する必要もないと思います。

テーブルに上に置いた気持ちもまた心の中にただ戻していくこともあると思います。

でも、その時間こそが、Kさんの心を大切に扱っていく時間なのです。

そんな時間を少しずつ作ってみてください。

もしカウンセリングに来られたら、

きっと僕は「うんうん」と聞くだけかもしれません。

解決よりも、アドバイスよりも、

同じテーブルを囲んでKさんが一つ一つ目の前に置いていく気持ちを見守っていく。

その時間の方が今は大切なように思います。

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