理由もなく心が不安に襲われる夜があるかもしれません。
理由が分かれば、考えることもできるのに、理由が分からないから、ただ必死に耐えるしかないように感じてしまいます。
理由の分からない不安は、名前の見つからない寂しさを連れてきます。
例えば誰かがそばに居ても、いなくても、まるでこの世界に1人のように感じてしまいます。誰かに連絡したいけど、なんて連絡をしていいか分からない。
気持ちを言葉にすることができなくて、心がどんどんバラバラになっていく。
何もないのにそんな気持ちになってしまうのは、それまで一生懸命頑張ってきたんだと思います。
その寂しさから抜け出すために焦らなくて大丈夫です。
寂しさを忘れられたら、きっとまたすぐに頑張り続けてしまうでしょう。
思い通りにいかない日々でも、本当の顔を隠して生きてきたのでしょう。
だから、不安や寂しさに呑まれる必要はないけれど、それが無かったことにしないであげてくださいね。
しんどくても頑張ってきた日々が、辛くても笑っていた日々が、思うようにいかなくても耐えてきた日々がそこにはあるからです。
「頑張ってきたね、わたし」
そう言ってあげてください。
誰にも見られない寂しさも悔しさを知るのは、唯一自分だけです。
だから、心がバラバラになりそうな夜はそう言ってあげてください。
「よく頑張ったね」と。
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