夫に不満があるから不倫をするなら、その善悪は置いといて、まだ理由は分かると思います。でも、夫に何一つ不満もないけれど、不倫をしてしまうことがあります。
むしろ、大切にしてくれていて、愛情を注いでくれているのに、他の男性に気持ちが揺らいでしまいます。
カップルではなくて、家族(同志)のような感覚がして、ときめきがない!という状態もあるかもしれません。でも、夫が大切にしてくれるのに不倫をする理由は、他にもあります。
大切にされるプレッシャー
実は大切にされることで、無意識にプレッシャーを感じていることがあります。
例えば会社で「〇〇さんはとてもいい人だから〜」「〇〇さんはいつも頑張ってくれているから〜」と、いい評価をもらっていても、なんだか落ち着かない気持ちになることがあります。
「いい人を思われているから、ちょっと自分の意見を言ってワガママと思われたらどうしよう」とか、「今日は体調が悪くであまり集中できないけど、休みたいなんて言えない、、、」とか、「本当は私は全然いい人じゃなくて、悪口を言わないだけで、心の中は腹黒だよ」とか。
「周りの人のイメージや評価に合わせなければいけない」とプレッシャーになって、自らの行動や態度が縛られてしまいます。
会社の飲み会に行っても、本当の自分を見せることができずに、気を使って周りに合わせしまう。飲み会が終わった後は、いつもひとりで二次会で、行きつけのお店に行って、そこで自由に自分らしく振る舞うことでストレスを発散するかもしれません。
いい評価が必ずしも、心地いい環境を作り出すとは限りらないんですよね。
大切にされる妻を演じることの疲弊
私たちは自己嫌悪を抱えた状態で、大切にされると、違和感や抵抗が出てくることがあります。
大切にされるためには「大切にされる妻」を演じ続けなければいけない。
そうやって、大切にされる妻を演じて、大切にされても、心の中の違和感や抵抗が強くなっていきます。「見せ物、作られた自分」が愛されて、心が受け取れない状態なんですよね。
そこで溜まっていたストレスやプレッシャーから、不倫にハマっていくことがあります。オセロの裏表のように、「大切にされる妻」という表の姿と「大切にされない妻」の裏の姿でバランスを取っていきます。
学校の優等生がコンビニで万引きしたり、タバコを吸ったりする心理と似ているかもしれません。周りからのいい評価や対応をもらい続けるために、無理して「可愛がられる自分」を演じ続けているので、ガス抜きが必要になるのです。
ありのままを愛されたい
もしかしたら、小さい頃から誰かに愛される自分を演じてきたかもしれません。
大切にされているけど、本当の自分を愛されている感覚がしない。
それは誰にも理解されなかった感覚かもしれませんね。仲のいい友達に伝えても、「そんなの贅沢だよ!」「考えすぎだよ!」と言われたかもしれません。
誰かに愛されるために演じることが当たり前になっていたら、演じるのをやめることがすごく怖くなります。でも、演じていない「ありのままの自分」も愛されたい。
本当に好きな人の前だからこそ、ありのままの自分を曝け出すことが怖くなりますからね。「嫌われたらどうしよう」の声も大きくなっていきます。
「私は愛されない」を手放す
「私は愛されない」を手放していきましょう。
いつからでしょうかね。愛されるために演技を始めたのは。
そこに抱えきれない悲しみや痛みがあるんだと思います。その痛みが刺激されるから、演じることで自分を守っているともいえます。
なんで愛されなかったのでしょうか?
誰に愛されたかったのでしょうか?
そこにある心のしこりが消えていく時に、ありのままの自分で愛される勇気を出せるようになります。大好きな人の前で、自分を見せる安心感に包まれていけます。
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