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優しくなれないのは、心の防衛反応の一つかもしれない。

私たちは、自分の傷口を守るための防衛反応として、相手に冷たい態度をすることがあります。

例えば、腕を骨折していたら不用意に近づいてくる人から距離を置きますよね。

それが好きな人でも、急に腕に近づいてきたら「ちょっと!ちょっと!」となりますよね。相手と距離を置きますよね。

相手が嫌いだからじゃないし、自分が不機嫌だからでもない。

骨折した腕を守るための咄嗟の反応です。

でも、行動だけを見れば、相手を拒絶しているように見えるかもしれない。

心の傷の場合でも、同じことをしている可能性があります。

繊細な人ほど陥りやすい?

繊細な人ほど、優しくなれないことで自分を責めることがあります。

でも、繊細な人ほど自分の傷を抱えて頑張ってしまいます。

すると、無意識に自分の傷を守るために防衛反応が発動しやすいし、その行動から「優しくない!」と自分を責めるループにハマりやすくなります。

また、心の傷が深いほど、防衛反応も極端になります。

腕に擦り傷があるのと、腕が骨折しているのであれば、「ちょっと!ちょっと!」の度合いも変わってきますよね。

心の傷が深いほど、強い防衛反応が出てより相手を拒絶したように感じるかもしれません。

「攻撃は最大の防御!」と言われるように、自分の傷を守るために、攻撃的になってしまう場合があるんですよね。

優しくなれない時は優しさを必要としている

心の傷が反応しているわけですから、自分も優しさやぬくもりが求めているわけです。

「優しくなれない!」と悩んでいるときに、本当は優しくしてくれる相手を望んでいるのです。

でも、防衛反応から周りを拒絶していると、なかなか心の傷を癒すチャンスが訪れません。

時間経過で心が回復してくることもあります。

でも、心は誰かと繋がりを感じで、安心感や信頼感を手にすることで癒されることもありますからね。

自分を責めるのでなくて、心の傷を癒していきましょう。

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