今からするお話は本人の承諾を得て紹介させていただくお話です。
ある日のカウンセリングで
桑野さん!!!
彼が私の出した料理を黙って全部、食べてしまったんですけど!!なんでそんな嫌がらせを彼がするんですか!!!
私のことを嫌いならはっきり言って欲しいです!!!
と、相談にやってきた方がいました。
う〜ん。
「それは嫌がらせではなくて美味しかったのでは!?」と思うのですが、そうは受け取れないんですよね。
「美味しい!」とか、口に出して表現して欲しい気持ちは分かります。
でも、今回の場合は相談者は済ませておく仕事があって、「彼に先に食べてて」と言っていて、仕事を終わらせて食卓に向かったら、彼がペロッと平らげていたそうです。
これを極端な例かと思ったかもしれません。
でも、自己嫌悪が強い状態では、普通はマイナスに受け取る必要のないことでも、ネガティヴに受け取ってしまうのです。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
その相談者とのカウンセリングを続けて、ずっと抱えていた自己嫌悪を癒していく過程で「なんで私はあんな意味不明なことで怒ってたんでしょうか!?」と自分で笑っていました。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」という言葉がありますよね。
ある人のことを嫌いになると、それに関連するすべてのものも嫌になってくる。
最初は彼のことがどんなことでも魅力的に見えていたのに、仲が悪くなってくると、どんな些細なことでも嫌になってくるみたいな。
自己嫌悪が強ければ全てがネガティヴ!?
自己嫌悪も同じ働きをしてしまいます。
自己嫌悪が強ければ、全てがネガティヴに見えてきます。
相手の言動が自分への攻撃やダメ出しに見えてくる。
そして、さらに自己嫌悪が強くなって、より自分を否定するようなメッセージとして受け取ってしまいます。
彼の態度が理解できない!?
彼の言いたいことが分かりません。
彼の行動の理由が分かりません。
このような悩みにも自己嫌悪が影響している場合が多くあります。
彼が歩み寄ろうとしていても、突き放されるように感じることもあります。
自己嫌悪が強い時は思考であれこれと相手の発言の意味を考えてしまいます。
無意識なんですけどね。
動画を都合よく切り取って、衝撃的なニュースに作り変えるように。
相手の発言を都合よく切り取って、自己嫌悪が増大するような意味へと変換していきます。
その切り取り方は自己嫌悪の思いのままです。事実とは違う場合が多くあります。
相手の態度と発言がズレていきます。
本当はズレてないんですよ。相手の行動や発言には一貫性があったとしても、それを自己嫌悪が編集して改竄するので、ズレたように見えてくる。
でも、その都合よく編集していることに気が付けないから、「彼の行動が分からない」「何が本当か分からない」と迷路にはまっていきます。
男性心理を調べる前に
男性心理をネットで調べて彼のことを理解しようとするかもしれません。
でも、そこでも自己嫌悪は自分勝手に編集をするのでネガティヴなメッセージとして受け取っていきます。
このブログでも散々書いてきましたが、その自己嫌悪をまずは癒していくことをされた方が、本当に相手を理解するためには近道なんですよね。
自分を知ることで相手を知ることができるわけです。
4月15日(火) 19:00〜
Talk Session 〜女性性とビジネスと主人公〜
4月29日(火・祝日) 10:00〜
ヤドカリの会 〜使命を生きる〜
(過去開催の感想はこちら)

5月13日(火) 19:00〜
Talk Session 〜セックスと孤独〜
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