恋愛

安心はある!でも、ときめきを感じないパートナーを選ぶ理由について

安心感はあるんですけどね。男女って感じじゃなくて

一緒に仕事をしている同士みたいで、仲はいいけど」

家族な感覚が強くて、セックスも減ってきました

こんな相談を受けることが多くあります。

浮気の心配もないし、優しいし、頼らせてもくれる。

わがままも聞いてくれるし、大切にしてくれる。

でも、ときめきを感じない!

もっとラブラブな男女関係を求めているのに、

落ち着いた夫婦!?安心感はあるけど、乾き切った空気感!?セックスにも気持ちが入らない!?

みたいなことがあります。

原因は相手ではない!?

昔、テレビで「亭主改造計画」なるものがありました。

夫を素敵にファッションから髪型まで魔法のようにチェンジさせていきます。

相手が変わればもっとときめくのに!」

旦那以外にはキュンとするのに!」

彼が積極的に私を求めてくれれば!」

ときめかない理由を相手に求めて、相手を変えようとしてしまいます。

でも、相手にいくら訴えても変化は見られないから、諦めと怒りで、どんどん冷めていく。

仲はいいけど、ラブラブって炎は小さくなっていく感じですね。

相手に原因が変化を求めてもうまくいかないケースが多いんですよね。

心理学の鉄板なんですけどね。

相手をコントロールしたくなる時は、自分の中に見たくないブラックボックスがあるわけです。

ブラックボックスの中身とは!?

ブラックボックスの中身でツートップなのは、「失恋の痛み」と「母親への葛藤」です。

それらによって情熱的に恋愛すること禁止しているのです。

蓋をしているからときめかないし、ときめかないように相手を見ている。

だから、いくら相手が頑張って変わってくれても、ずっと物足りない感じや不満感が残っていきます。

それぞれのケースをちょっと見ていきましょう。

失恋の痛みがまだ癒えてない

大きな恋愛や初めての恋愛で傷付いた傷が癒えてない場合があります。

寂しいから誰か側にいて欲しい。

でも、本気で好きになって傷つきたくない。

それなら安心感を与えてくれる相手を選べばいい!

こんな感じで新しいパートナーを選んでいきます。

好きじゃない相手を選んでいるわけではありません。
(そういう場合もありますけどね)

相手を選ぶ時の項目が「ときめき」「ドキドキ感」ではなくて、「安定」「安心」「堅実」を優先させる感じですね。

そんなパートナーだからこそ「もう一度恋愛しよう!」と思えたわけですし、そのパートナーとの関係で過去の傷が少しずつ癒すこともできた。

だからこそ傷付いたことで封印していた「情熱的な恋愛をしたい!女性としてもっと愛されたい!」という欲求が出てきている。

傷付いた自分が勇気を出そうとして、でも怖くて葛藤している。

相手の魅力を再発見して情熱的な恋愛に自分から一歩踏み出すのが怖い。

その葛藤から、自分が一歩踏み出すことよりも、相手に変わってくれることを望んでしまいます。

過去を振り返る旅をしよう

相手を変えることよりも、自分の過去の恋愛を振り返るタイミングです。

何を求めて、何に傷付いたのか」

その傷はどう変化してきたのか」

振り返りの旅をしてみましょう。

失恋当時は受け止めきれなかった気持ちや想いに気がつくかもしれません。

また、月日が経って、当時とは変化している自分にも気がつきます。

自分の変化を受け取っていきましょう。

葛藤して踏み出せないのは、自己イメージが過去のままだからです。

失恋でボロボロに傷付いて、自己嫌悪に襲われて、自己価値もどん底だったかもしれません。

もう一度情熱的な恋愛をすることが怖いのは、その自分のまま、もう一度打ちのめされるかもしれまないと思っているからです。

でも、そこから変化している自分がいるはずです。

振り返りの旅で、その価値を見ていきましょう。

母親への葛藤

良くも悪くもパートナーシップに1番近くのモデルは両親なんですよね。

どうですか?お父さんお母さんはラブラブでしたかね。

喧嘩ばっかりしていた場合もあるだろうし、仲は良くてもラブラブって感じではない場合もありますよね。(まさに仲はいいけど、ときめきのない関係だったかもしれない)

また、教育方針として恋愛に関して厳しかったかもしれません。

「恋愛することはダメなこと!」「結婚したら女ではなく母になること!」

そんな強烈なメッセージが入っていることもあります。

自分が恋愛に情熱を燃やすと「いけないこと」している感覚になります。

その葛藤があるので、自分の殻に破ることができません。

恋愛にときめきよりも、「安定」「安心」「堅実」を求めますし、「我慢」「忍耐」も必要だと思ってしまうかもしれない。

罪悪感が恋愛をタブーにする

母親が手にしてなかったモノを手に入れることで、母親を置いていく罪悪感を感じることがあります。

その罪悪感が恋愛することへの罪悪感へと膨らんでいって、仕事へのハードワークに駆り立てるかもしれない。

浮気や不倫などのタブーな恋愛をすることで、より罪悪感にがんじがらめになるかもしれない。

罪悪感を抱えているパートナーに何故かイライラしていきます。

パートナーなる可能性が出てくると急にムカつき始めることもあります。(恋愛アプリや恋活などで)

ややこしいですよね。罪悪感って。

その罪悪感って本当!?

罪悪感を手放していくことがテーマになってくるわけですね。

そもそも親が手にしてなかったものを手に入れることは本当に悪いことなのでしょうか?

勝手に不幸で可哀想な相手として見ることで、罪悪感を抱えすぎてないでしょうか?

過去の呪いと罪悪感の制限を解き放って、自分を許していく、自分の人生を自分で決めていく。

そんなテーマと向き合っていくことがポイントになっていきます。

まずは、自分の罪悪感の正体を見つけていくことからはじましょう

まとめ

大雑把に原因や対処法を見ていきました。

何よりも大切なのは、相手を変えるのではなくて、自分を見つめ直す時間を取ることですね。

これが簡単なように思えて難しいです。

やっぱり過去の傷は見たくないし、罪悪感なんて感じたくないですからね。

心の余裕を作っておく必要はあります。

心が窮屈な状態では、すぐに挫折してしまいますからね。

ゆっくりと時間をかけて、心に余裕をつくりながら、やっていきましょう!

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