甘えれない、頼れない、頼みごとが言えない。
自立した人(一人で何でもしてしまう)の恋愛傾向なんですが、この3つを聞いて、
「そうだよね〜、それが私出来ないよね〜」
と思われた方は、ちょっと自立から抜けだそうと意識している方かもしれません。
「この生き方ではもう限界だな〜」と、頼ることに興味を持ち始めたからこそ、自分を客観的に分析出来ます。
目次
「自立していること」が当たり前でそれに気がつけない
そもそも自立的な方はその生き方が当たり前すぎて、
自分では「甘えてる、頼りっぱなし」とさえ思っていることがあります。
「甘えている自分はダメだ!」というダメ出しのエネルギーで、一人で生きていくチカラへと変えていきます。
完全に自立している人は、
タイトルからこのブログ読もうとさえしないかもしれませんね笑
自立している人の恋愛パターン
自立している人でも、恋愛には興味あるものです。
どこかでは、ひとりでは生きていけないことを知っているからです。
でも「頼る、甘える」というコミュニケーションの選択肢がないと、
他のコミュニケーションにウエイト(比重)を多く頼らなければいけません。
受け取る(甘える・頼る)が出来ないので、
与えることで相手との繋がりを持とうとします。
それが依存的な男性に尽くす恋愛になってしまうこともあります。
彼の要望や願望をすべて満たしてあげたいと頑張るのです。
与えても受け取れないので燃え尽きてしまう
しかし、与えてばかりではあなたの中のエネルギーが循環していかないので、
いつしか「なんの為に、こんなに頑張ってるんだろう、、、」と虚無感を感じることもあります。
また、自分の依存心が騒ぎ出さないように距離のある恋愛にハマってしまうこともあります。
不倫やパートナーがいる人に恋をしてしまうこともあるかもしれません。
自分が甘えることへストップをかけられるように、
障害や距離を使って、自分の依存心が漏れ出さないように防波堤とするのです。
なぜ、与えてばかりで受け取れないのか?
彼の為に与えること、それ自体は素晴らしいことですが、
要はバランスの問題ですよね。
自分の時間とハートを削るだけで彼の為に尽くすことは、いつしか限界を迎えてしまいます。
また、男性は男性で『女性の為に何かしてあげたい!』『女性の喜びのなりたい!』という願望があるので、彼のその部分を満たしてあげることが出来なくなってしまいます。
では、なぜ、『受け取る』立場になれないのでしょうか?
受け取る価値のないオンナだと思っていませんか?
誰かの為に自分を犠牲することで、やっと愛されることが許されると思っていませんか?
ネガティヴな感情がブロックになっている。
そのネガティヴな思い込みから、必死に『与える立場』に立ち続けても、上手くはいきません。
もし仮に彼からの愛を受け取れたとしても、
『それ以上の愛を受け取りたいと思うならば、
今まで以上に献身的に彼に与え続けなければいけない』と思ってしまいます。
愛は与えれば、与えるほど循環していきます。
あなたが彼の為に愛を選択して、行動することはとても素晴らしいことです。
それと同じくらい、あなたが愛を受け取ることは素晴らしいことなんですよね。
自立していると知らずに相手をコントロールすることも
自立していると気付かずに相手をコントロールしてしまうことがあります。
相手に主導権を与えると「自分のペースを崩される」「自分のやり方を崩される」と思ってしまうので、それを回避する為に「先に相手をコントロールしとけば安全だ!」と思います。
相手をコントロールしたい欲求は、本人が気付いてないケースが多いかもしれません。
それは何故かというと、コントロールしたい欲求の裏には<不安>が隠れています。
不安を見ないようにしている
しかし、
自立している人は、自分の感情や気持ちを封印して見て見ないフリをしているので、
自分の行動や欲求の裏にある「不安」に自分で触れることができません。
彼の為に頑張っているのに、
彼の為に尽くしているのに、
『そんなに束縛しないでくれ!そんなにワガママ言わないでくれ!』
と言われた経験がある方もいるかもしれません。
これは表面的にはその彼の為にやっていることでも、
その裏にある行動理由が不安からの相手をコントロールすることなので、
そのエネルギーが相手に伝わってしまうのです。
感謝の気持ちを忘れてしまうことがある。
自立の立場にいる時に、
「ありがとう」と言えなくなってしまう時があります。
「ありがとう」とは受け取る立場の言葉ですよね。
その受け取る立場(依存する立場)になることを自分に許可出せていないと、
自然と「ありがとう」と言えなくなってしまいます。
口には出して言えているかもしれませんが、
感謝して受け取ることが、心では出来ていないこともあります。
『私だって、このくらいあなたに尽くしているんだから、
それくらいやってくれて当然でしょ!?』
本当は彼にしてもらえたことが嬉しいのに、
自立を手放せないと、素直にそれを表現出来なくなります。
自分が感謝を受け取れていないと、
それを彼に<投影>してしまいますから、
『私のやっていること、彼はちゃんと受け止めている!?感謝してくれている!?』
と相手も感謝を受け取っていないのでは?と疑ってしまいます。
受け取れるようになるために
以上3つのパターンを上に書いてきましたが、
それと逆のことをしていけば自立を緩めていくことができます。
①自分の価値を受け取る
①自分に価値がないから、頑張ることで愛を受け取ろうとするのは、ちょっと辞めて見ませんか?
もちろんあなたが積極的に相手に愛を与えていくことは素晴らしいことです。
しかし、その行動理由はネガティヴなエネルギーなら、見直してみましょう。
あなたは何故自分に愛される価値がないと思っていますか?
それは事実ですか?
それを信じることであなたは本当に欲しいものは手に入りますか?
ちょっと考えてみてくださいね。
②不安を手放す
②あなたが思い描く最低のシナリオは本当に再現されるのでしょうか?
そこに不安のエネルギーを注げば注ぐほど、それを自分で実現してしまいます。
もし、あなたが不安を感じているとするならば、
あなたのどの過去の経験が繰り返されると思っていますか?
それが再び起こるのは、事実でしょうか?
過去に同じような不安を抱えていた自分がいたかもしれません。
今日はその自分に向けて優しい言葉をかけてあげてください。
心は時を超えて、その優しさを受け取ることができます。
③感謝して受け取る
あなたが愛を受け取ることで立場が逆転することはありません。
愛を表現して受け取ることで、あなたはより安心した感覚を手に入れることが出来ます。
疑いを捨てて、少し相手に気持ちも身も委ねてみませんか?
勇気を出して信頼してみるのです。
信頼することで感謝できるようになり受け取ることができます。
まずは感謝の気持ちを紙に書いてみましょう。
それが受け取っていくことにつながります。
いくつか質問を書きましたが、
良かったらのノートにでも書き出して見てくださいね。
隠してきた気持ちに気付けるかもしれません。
まずは、それを見つけることから自立を手放すことがスタートして行きます。
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