何かしたわけでもないのに怒られる気がする。
この感覚があると自発的に行動することが出来にくくなります。
何もしていないのに怒られるような感覚がありますからね。何かすると「余計なことをしたな!」と怒られるように気がするからです。
小さい頃の経験が影響している
この怒られる感覚は、幼少の頃の経験が影響しているケースが多くあります。
「お母さんにたくさん怒られた。」「お父さんが厳しかった。」
そんな経験があると「怒られること」に敏感になります。
小さい頃は怒られる理由が分からないこともありますし、理由がなくても怒られることもあります。
お父さんがイライラしていて〜。お母さんの余裕がなくって〜。と。
子供にとって怒られる理由が分からないと「何だがよく分からないけど、自分は怒られる」と、そんな自己イメージが強くなってしまいます。
抜けない緊張感
子供の時に出来上がった自己イメージを抱えたまま大人になると、その影響がいろんな場面で出てきます。
いつも緊張感があって疲れる。休めない。好きなことができない。人と関わりたくない
行動する基準や理由が「怒られないこと」が優先順位の1番になっていますからね。
この感覚があると苦しんですよね。いつも誰かに監視されている感覚になります。「自分に怒ってくる人」がどこかにいるわけです。
誰かに怒られないように、先に自分に厳しくして、自分を監視してしまうのです。
その緊張感や警戒はいつまでも緩めることができません。
優しい目で見てあげていいんじゃない?
本当は自分を厳しい目で見たくないですよね。
誰にも怒られたくないし、優しい目で見て欲しかった。なのに、今では一番自分を厳しい目で見てしまいます。
自分を厳しい目で見れば見るほど、周りも同じように自分を厳しい目で見ているような気がします。すると、怒られるような気がしますからね。もっと、自分に厳しくしてきます。
終わりがないわけです。
もう自分を厳しい目で見るのはやめませんか?
ずっと欲しかった優しい目で見てあげてもいいんじゃないでしょうか?
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