目立つことの怖れや注目されることへの怖れについて相談を受けることがあります。
(※ちょっと視点を変えると恋愛において「見つかっちゃう怖れ」というものもあります。理想のパートナーに自分の存在がバレないように隠れて引きこもってしまうことですね)
やりたい仕事にチャレンジすることも、才能や魅力を活かすことも。
自分ひとりで完結出来ることならいいですが、他者との繋がりを必要とされることも多くありますよね。
自分(自分の商品やサービス)をSNSで宣伝することに抵抗が出てくる人も少なくありません。
偽物と思われるんじゃないか?
たいしたことないと思われるんじゃないか?
ネガティヴな声を予想するかもしれません。
しかし、怖れの根本にあるのは、魅力や才能を引き出される怖れだったりするんですよね。
「私は自分が思っていたよりも、すごかったんだ」
その事実に出会うのが怖いのです。
例えば、ラーメン屋さん。
誰も来ないような山奥にひっそりと開店させたら、あまり人は来ないですよね。
写真禁止、SNS禁止にすれば、ある程度自分のペースを守ったまま営業できます。
しかし、
人通りの多いビジネス街の路面店で開店するとしたら、否応なしにお客さんが訪れます。
すると自分のペースを守れない。来店するお客さんのペースに合わせなければいけません。
自分のコントロールからどんどん外れていきます。
これがめっちゃ怖いわけです。
自分のペースではなくて、周りのペースで自分の魅力や才能が引き出されていく。
自分の才能や魅力をここで思いっきり受け取らないといけない。
自分ひとりで受け取っていたステージからステップアップして、もう1段階上のレベルで受け取るステージに入っていきます。
自分のペースを失うこと、コントロールを失うことに怖れを感じるかもしれませんが、本当はレベルアップすることに抵抗しているんです。
自分の予想の先の物語へと人生を進めることへ抵抗ですね。。
「手に負えなくなるんじゃないかな?」と思ってしまうのは、自分の限界を無意識に決めてしまっているからなんですよね。
「ここまでくらいだろうな」「これくらいで十分だろう」と。
でも、それは自分の才能や魅了をディスカウント(値引き)しちゃってるんです。
その思い込みというか、壁を突き破っていくと、今まで限界と思っていた自分を越えた自分に出会うことができます。
自分の才能や魅力にサレンダーすることです。
コントロール(無意識の自己制限)を手放して、ただただ信頼して流れに任せていくことです。
「ここまで会社が大きくなると思わなかったけど(ここまで有名になるとは思わなかったけ。)目の前のことを一生懸命していたら、気付いたら大きく成功していた」
というような話を聞いたことはありませんか。
スケールの違いがあるかもしれませんが、目の前のことに一生懸命やっていくことは、コントロールしようとせずにサレンダーしていくことでもあるんですよね。
先ほどのラーメン屋さんの例で言えば、
難しいことを考えずに訪れたお客さんひとりひとりにラーメンを提供していく。
いつしかラーメン屋としての技量が上がって、自分が思っていたよりも多くを提供出来るようになるかもしれません。あなたの味に惚れ込んだ人が応援者となってサポートしてくれるかもしれません。
自分が無意識に決めていた限界を超えた先の未来が待っているんですよね。
ハードワークになったり、自分を追い詰めないように自分のペースを守る時も大切なことがあります。
しかし、「自分がまだまだやれるはずなのに!」「もっと〇〇したいのに!」と思いながら一歩踏み出せない時は、まだ見ぬ自分に出会うことに抵抗しているかもしれません。
自己制限を超えるタイミングがやってきているのです。
あなたが決めた限界を超えたはるか先まで進んでいけます。
その切符はただ自分を信じてあげることです。
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