ライフ

私の本当の感情って何だろう!?

心の底に押し殺した感情は、それに気付いてあげること、またその感情を安心できる場所で感じていくことで消えていきます。

でも、こう言われても

「私はずっと寂しい気持ちを感じているのに、それは消えないよ!」

と言いたくなるかもしれません。

感じたら消えていく感情と消えない感情に何の違いあるのでしょうか?

感情は消えていく!?

感情は基本的にはずっと続くことがありません。

分かりやすいのは赤ちゃんですね。

泣いてたと思ったら、笑っていて、感情がジェットコースターのように変わります。

一度怒ったら、永遠に怒り続けている赤ちゃんはいません。

過去に一度怒ったから、ずっと怒り続けるのは嫌ですよね。

成長と共に感情の扱い方も変わっていく

赤ん坊の時は、その時に感じていた感情を感じていれば良かった。

でも、それができなくなっていきます。

私たちは成長するにつれて賢くなっていきます。

相手の気持ちを考えたり、自分の気落ちを隠すことを覚えていきます。

そこで隠していた感情は心の中で燻っていくし、本来感じていた感情と別の感情を作り出します。

偽物の感情とは!?

例えば、あなたが床に置いていた荷物につまづいて転んだとします。

「すごい恥ずかしい!穴があったら入りたい!」

でも「恥ずかしい」という感情を出すのも恥ずかしい!

ちょっとややこしいですけどね。

「何、恥ずかしがってんの!?」と言われたくないし、「バカみたいに転んで」と笑われたくない!

だから、思いっきり怒ることで自分を守ろうします!

誰だよ!こんなところに荷物を置いたやつは!!出てこい!

この怒りが作り出した感情なわけです。

「恥ずかしい」という感情を隠す為に、怒りを作り出したわけですね。

補足

もちろん同じ状況でも、感じ方は人それぞれです。

転んで怒りを感じたからといって、その怒りが作り出したものとは限りません。

複雑に感情を作り出して分からなくなる

上に出した例は分かりやすいですよね。

このように私たちは自分で感情を作り出して、気持ちを複雑に隠していきます。

作り出された感情は、本当の感情を隠すための道具とも言えます。

本当の感情を隠す為に作り出された感情は消えてしまったら困りますよね。

だって、本当の感情が表に出てきてしまうかもしれない。

作り出された感情で隠す必要があるわけです。

本当の感情を隠す為に作り続けてしまうと言ってもいいかもしれませんね。

なかなか消えない感情は!?

なかなか消えない感情がある時は、「その感情を使って隠している本当の感情があるかもしれない!?」と掘り下げてみてください。

理不尽に仕事をさせられて「こんな私なんて、、、」と悲しい気持ちを感じているのは、本当は自分の中に湧き上がる怒りを隠しているかもしれません。

大切にしてくれない相手のことを考えて感じる愛情は、実は相手を嫌いになった気持ちを隠す為のものかもしれません。

本当の感情でも続く時はある

本物の感情でも感じて消えないこともあります。

1、深い感情を感じている時

とても嬉しいことがあった時や悲しいことがあった時は、その感情がしばらく続くことがあります。感情は大きいと言ってもいいかもしれません。

アイスのあたりが出た時の嬉しさと、夢が叶った時の嬉しさは違いますからね。

感情が大きい時ほど、感じる時間は長くなります。

2、現在進行形で起きている時

感情は環境や状況が変われば変化していきます。

お腹が空いて泣いていた赤ん坊もミルクをもらえれば泣き止みますよね。でも、ミルクが与えられずに「たかい!たかい!」されても泣き止みません。

その感情の原因や状況が変化しない時は、感じても感じても消えません。

(大人はそこで別の感情を作り出すことで、心を守る場合があるわけです。)

3、思い出と共に蘇る時

現在の状況は変わっても、その当時を思い出して感情が出てくる場合があります。

思い出は擬似的にその当時の状況を再現するので、自然と感情も出てきます。

感情を感じるって実は難しい

ここまで書いてきましたが、本物の感情と作り出した感情の違いを自分で判断するして感じることは難しいと思ったかもしれません。

自分一人では感じることが難しいのも事実です。

例えば、小さい頃に誰にも守ってもらえなくて「寂しい」気持ちを隠していたとします。

その気持ちを隠す為に「怒り」を作りだしました。

いくら怒っても消えないし、どんどん怒りを感じる出来事が増えていく。

じゃあ、「本当は私は寂しかったかもしれない、、」と気付いても、その寂しさを感じるのが嫌だから怒りを作り出したわけですからね。

感じたくないですよね。

安心できる場所と時間と相手で

だから冒頭には「安心できる場所で」と書いてあります。

自分が本当に感じていた感情を感じる時に「安心感」は重要な鍵なんですよね。

誰かが側にいるから思いっきり泣ける。

自分を理解してくれる人がいるから悲しみを表現できる。

一緒に怒りを感じてくれる人がいるから、怒りを吐き出せる。

私たちが感情を隠してしまうのは、一人だったからとも言えます。

安心感もなかったし、自分のそばに居てくれる人もいなかった。

理解してくれる誰かが側にいてくれたら、偽物の感情を作り出す必要はありませんよね。

カウンセリングルームがその安心できる場所になれるようにと思っています。

また誰かに頼って、それを受け入れてくれることで安心感が感じられるようになるかもしれません。

隠していた感情に気付いて、それと向き合う勇気が出ない時は、安心感を感じられる場所や時間、相手を見つけていってくださいね。

今後開催のイベント

4月15日(火) 19:00〜

Talk Session 〜女性性とビジネスと主人公〜

4月29日(火・祝日) 10:00〜

ヤドカリの会 〜使命を生きる〜

(過去開催の感想はこちら)

5月13日(火) 19:00〜

Talk Session 〜セックスと孤独〜

桑野量の予約状況やカウンセリングのご利用は以下のボタンよりご確認ください。

最新予約状況

カウンセリングについて