こんにちは桑野量です。
いつもの福岡のカウンセリングと違って、東京のルームでのカウンセリングは、同じことをしているけど、感覚がどこか新鮮で。
楽しく皆さまとの時間を迎えることが出来ました。
さて、
「価値を受け取る」とカウンセリングで言われることがあります。
言葉ってややこしいのですが、「価値を受け取る」＝「特別な存在として受け取る」って意味だけで捉えると難しくなることがあります。
むしろ、価値を受け取るの真意が「特別じゃなくていい自分を受け入れる」だったりするからです。
私たちは言葉の意味だけを追いかけて、それで迷子になることはたくさんあります。
例えば、僕の昔のイメージは「引きこもり」とか、「不登校」とかでした。
その言葉に当時はネガティヴなイメージを持っていて、その言葉のイメージに自分の人生も引っ張られてました。
学校に行けてない間の人生を、数文字だけで表現できるわけじゃないのに、たった数文字で表した言葉のイメージに捉われていました。
実際は、引きこもりや不登校の言葉で表現できない、それ以上に深さをもった人生がそこにあったわけですからね。
冒頭の話に戻りますが、「特別な存在になること」が「簡単に言葉で表現できる何者かになろうとすること」だと、その言葉に捉われて縛られてしまいます。
役に立つ、お金を稼げる、〇〇が上手、〇〇を成し遂げた。
そんな特別さを求めた時に、簡単な言葉で表現することで抜け落ちたそれまでの生きた日々の価値を見えなくしてしまいます。
価値を受け取ることは、今の自分にできること、やれていることを等身大に受け止めていくことではないでしょうか。
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