お知らせ

過去の傷から女性性に蓋をしたけど、その傷を癒していく鍵が女性性でもある件について

小さい頃に、男の子にからかわれたり、冷たくされる経験があると、女性であることにコンプレックスを抱くことがあります。

攻撃されないように女性であることを隠すことで、防衛しようとします。

男らしく振る舞うこと、男性に競争で勝つこと、自分の感情を隠すこと。

様々なやり方を使って、自分を隠してしまいます。

また、「自分よりも妹の方が可愛がられている」とか、「兄と扱い方に違いがある」とか、家庭内で感じていた感覚を理由に女性性に蓋をすることもあります。

わかりやすいように極端な例を出しますが。

誰かに頼ること(弱みを見せること)は、自分がずっと隠してきた女性であることを暴かれるような感覚がして、強烈な抵抗が出ることがあります。

結婚していても常に相手をコントールしておかければ落ち着かないし、仕事で完璧を目指し続けます。

心の安らぐ場所がないので、だんだんと疲弊していきます。

ここで身体的に限界を迎えることもありますし、より強い刺激をカンフル剤にすることもあります。浮気や不倫ですね。

仕事や家庭、育児に、周りから見れば卒なくやっているように見えて、心がボロボロの場合があります。

傷を癒したいけど、怖い

私たちは、傷付いた部分を一番愛して欲しいのですが、そこに触れることがとても怖いのです。

傷を隠すことによって、なんとか耐え凌ごうとします。

過去の傷を隠すために、新しい傷を何重にも作っていくことがあります。

そうやって傷を隠していく中で、最も触れられたくない部分となり、自己嫌悪にもなり、永遠に満たされないものへと姿を変えていきます。

小さい頃に傷付いた自分(インナーチャイルド)を癒していくには、自らの女性性を開放していく必要があります。

感情的に自分の傷に寄り添っていくことで、傷が癒やされていくからです。

でも、過去の傷によって女性性に蓋をしているので、それがすごく難しいわけです。

共有するエネルギーが蓋を開けていく

「癒したいけど、怖いなら、無理じゃねぇ?」と思うかもしれません。

ひとりでは難しいけれど、周りに仲間がいれば、その恐れをに捉われらないで、蓋を少しずつ開けていくことができます。

「勇気を出して!」というよりも、「気付いたら、少しずつ蓋が開いてきた」って感覚です。

共有とか、共感とか、繋がりとか、決して言葉や数字で明確に証明できるものではないけれど、それらのエネルギーが場を包み出した時に、ふと心が緩んでいきます。

カウンセリングがそうですよね。(日常でも当たり前に起きていきますが)

一生懸命何を話しているうちに、相手の間に「私の話を聞いてくれている」「私のことを考えてくれている」と思えた瞬間に、ふと心が緩むこと。

何重にも閉ざされたシャッターがそうやって開いていきます。

一緒の方向を見てくれる人がいる

感性や感覚を使って繋がりを感じられること。

結果や方法論に拘っていたら、それらを感じられなくなります。

先日も少しツイートしましたが

心に抱えたものを吐き出すことで、余裕が生まれることもあれば、その場にいる人を時間も、場所も共有することで、繋がりを感じて心にゆとりが生まれてきます。

僕の講座でただレクチャーするだけではなくて、感情をにフォーカスを当てていくのも、その場で、それぞれが自分を向き合うエネルギーを共有することで、ひとりでは出来なかった恐れの先に手を伸ばすことができるからです。

分からないんですよね。

自分一人ではどうしたらいいか?どこまでやれるか?でも、周りに同じように仲間がいれば、心に触れやすくなることがあります。

「一緒の方向を見てくれている人がいる」

これって傷付いた時に欲しかった相手かもしれませんよね。

7月23日の夜、20時からインスタライブ をします!

https://www.instagram.com/cs_kuwanoryo/

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