ゴールデンウィークを明けてから、
体調や気持ちを崩される方が多いみたいです。
大型連休で気持ちが緩んだ分、
仕事や学校のペースに戻していくのに、
なかなか調子が戻らない方もいるかもしれませんね。
また、
ゴールデンウィークまで何とか頑張ってきた心の緊張が、一気に緩んでしまって、
連休が明けてからも、これ以上頑張れないと心とカラダがメッセージを出しているのかもしれません。
そんな時はゆっくりと焦らずに、
少しずつでいいので、自分の心がリラックス出来ることから始めて見てくださいね。
私達は頑張れなくなってしまったときに、
さらに頑張ることで、その状況から抜け出そうとしてしまいます。
ちょっと分かりにくい表現かもしれませんね。
壁にぶつかったり、前に進みたいのに進み出せない時に、
私達はまずは自分にダメ出しをしてしまいます。
『なぜ、頑張れないんだ！』
『なぜ、もっと出来るはずだろ！』
そうやって、心とカラダが疲れきっている状態なのに、
そこへムチを打ち付けるような言葉を自分自身に投げかけてしまうのです。
頑張りたいのに、頑張れないのには、『甘え』なのでしょうか？
何が『甘え』で、何が『強さ』で、どれが『普通』か？
そんなものは、その人の中の「ものさし」でしかないでしょうし、
１０人いたら、１０人の基準があるんだろうと思います。
『人比べて自分は頑張れてない』と、思ってしまうかもしれませんが、
自分を追い込むために、周りの人を使って自分と比べて、それを理由に自分にムチを打ち付けていると
言った方がいいかもしれませんね。
『頑張っている、頑張っていない』という基準は、
自分の中で作り出したものに過ぎないので
その基準で自分を責めて苦しみ続けるのであれば、
その基準を手放すタイミングに来ているのかもしれませんね。
もうコレ以上頑張れないと思ってしまった時は、
自分のこれまでの頑張りを褒めてあげる時なのかもしれませんね。
だって、ず〜っと頑張って来た人じゃないと、
『これ以上頑張れない』というセリフは出て来ませんよね。
目標や夢に向かって、『もっと頑張りたい』と思えて、
そのチカラで前に進めている時はいいですけどね。
悔しさも情けなさも、前に進むエネルギーになってくれますからね。
でも、本当にもうこれ以上に頑張れない時に自分にかけてあげる言葉は、
『よく頑張って来たね。』ではないでしょうか？
そこを自分で認めてあげないと、
人から頑張りを認めてもらっても受け取ることができませんし、
いつか何かを達成しても、次の目標にはまだ達していないと、
永遠に自分を認めることができなくなってしまいます。
何も成し遂げていない。
途中でチカラ尽きてしまった。
上手くいかなかった。
私達が、もうこれ以上頑張れないと思ってしまうスイッチを押す引き金の出来事は、
決して自分を褒める気になれないタイミングかもしれません。
でも、そこで、自分の歩みやチャレンジ、
それは日常の些細なことかもしれませんし、
他の人には普通にこなせていることかもしれません。
それをいかに認めてあげることができるか？
それがあなたが頑張って来た自分を大切にして、
また小さなチャレンジをやっていけるのかのポイントになっていくようです。
自分にダメ出しをして、
それをきっかけに前に進めるのならそれでいいかもしれません。
しかし、
それでも前に進めない時は、
めいいっぱい自分を認めてあげましょう。
認めること、褒めることは、
『甘え』や『弱さ』に思えてしまうかもしれませんが、
実は、それが一番のしんどいチャレンジだったりするんですよね。
自分を認めてあげることから、
逃げ出さない勇気も時に必要なんですよね。
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