会社で異常なほど疲れを感じていた方が、心の中に巣食う不機嫌な母親を手放すことで楽になることがあります。
私たちの心は自動的に過去に関わった人物を貼り付けてしまいます。
たまたま見たドラマの俳優の雰囲気が元カレに似ていて好きになれないことがあるかもしれません。別に元カレのことは普段は忘れているのに、そのような起きてしまいます。
投影と心の反応
この心理を投影と呼びます。
無意識に過去に関わった人を重ね合わせてしまいます。
しかも、ややこしいことに現在目の前にいる人が過去に関わった人と全然違う場合があることです。
例えば、元カレに浮気された経験があると、出会う男性を「すべて浮気するかもしれない!?」と疑ってしまいますよね。
現在、目の前にいる男性はとても優しく、浮気するような気配すらないかもしれないのに、「この行動はもしかして隠したいことがあるのかも?」と些細な行動でも疑ってしまいます。
心は目の前いる男性ではなくて、過去の元カレによって影響を受けて反応しているわけですね。
不機嫌な母親を重ね合わせる
で、今日のタイトルですが、会社の上司や人間関係に、母親を重ねてしまうことがあります。
ネガティヴで、気分のアップダウンが激しくて、何かある度に自分を監視しているような気分がしていた。
そんな母親を無意識に会社の上司に貼り付けていると、何をしていても気が落ち着きません。
何かミスをして怒られたら、過去に母親に叱られた経験と重なって、必要以上に心が消耗してしまうかもしれません。
また、何もなくても、いつも母親の機嫌を気にしてばかりいた癖が抜けないように、上司や周りの同僚のこと気にしすぎているかもしれません。
ストレスの原因が分かりにくい
興味深いことに、現在の母親とは距離があっても(会っていなくても)この心のメカニズムが発動してしまうのです。
だから、自分では気が付かないんですよね。
会社で感じるストレスが、過去に母親との間で経験した緊張感が影響していることに。
原因が分からないので、つい自分の心の弱さを嘆いたり、所属している会社が原因だと思って転職を繰り返したりしますが解決しません。
原因探しをしていることに疲れてしまうこともあります。答えのない問題を解き続けることは、相当なエネルギーを使いますからね。
癒されない感情が接着剤となる
カウンセリングでは、不機嫌な母親との関係で抱えてきたネガティヴな感情を手番していきます。
頭では「それは仕方のなかったこと」「過去を振り返っても意味はない」と考えている場合も多いです。そうやって無理矢理にでも、過去にケリをつけることで、怒りや悲しみを抑え込んでいる可能性があります。
しかし、癒されてない感情は心の接着剤となって、いつまでも不機嫌な母親を影響を受ける原因となります
彼氏にムカついている時は、彼氏のことを考えたくなくても、つい頭に浮かんでしまいますよね。そんな風に感情は、心の中で相手との結びつきを強くさせます。
それが普段は意識していない感情であっても、心の接着剤として働くのです。
もちろん会社の人間関係に問題があることがあります。
その場合は、自分の心にアプローチするだけではなくて、実際に会社でどのように過ごしていくのか対応策を考える必要もあります。
でも、もし心の中に巣食うネガティヴな母親が影響をしているなら、そこに溜め込んだ怒りや寂しさを吐き出していく必要があります。
それを吐き出すことで、他に何か特別な対応策を行うことなく、職場での緊張感やストレスが減っていくのです。
会社で感じている緊張感やストレスにどこか似たような記憶はないでしょうか?
過去の記憶や体験と照らし合わせてみてください。
もしそこにひっかるものがあるとしたら、過去の母親との体験を癒すことをやっていきましょう。
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