知り合って3年になる男性がいます。
少しずつ仲良くなって
「このまま行けばお付き合いできるかもしれない。」と浮き足だったのですが、うまくいきませんでした。
１年前に思い切って告白したのですが、遠回しに断られました。
でも、そこからもやり取りは続いてます。
きっと相手は私に好意を持っていると思います。
（私がそう思いたいだけなのかもしれません。）
このまま行けばチャンスがあるのかも？と思うけど、
彼を愛することに疲れてしまった私もいます。
こんな中途半端な私だからうまくいかないのでしょうか？
不毛な恋愛にただ時間を浪費しているだけなのでしょうか？
今は何も考えたくない気持ちとこの悩みから早く解放されたい気持ちでいっぱいです。
（Tさま）
メッセージありがとうございます。
誰かを愛することは、疲れているのに鞭を打ってやることではありませんからね。
休んでも大丈夫ですよ。
ここまでどれだけも頑張ってきたんだろうと思います。
期待して、失望して、それでも愛そうと頑張ってきたんじゃないかな。
中途半端な自分と責めることはありません。
それだけ頑張ってきたし、だからこそ気持ちが揺れてしまうのはないでしょうか？
「何をしてんだろう」
「自分のやり方がダメなのかもしれない」
愛すれば愛するほど、自分が傷付いていくように感じるかもしれません。
愛したい！
でも、愛することで傷付く自分がいる。
でも、ここで辞めてしまったら、、、
プラスの結果が見えないけど、
マイナスになるようなことはしたくない。
この葛藤自体が苦しいですからね。
エネルギーを消耗していきます。
心がすり減っていきます。
相手が愛をすぐに受け取って反応してくれる相手なら、
ここまで苦しくなることはありません。
そもそも手強い相手なわけです。
でも、その手強い相手にHPがすり減っている状態で立ち向かうので、ますます窮地に立たされます。
まずは、しっかりと回復させること、心を回復させる場所を増やしていくことです。
RPGゲームでも、最後のボスにチャレンジする前は、宿屋で休んで、アイテムや装備もしっかり揃えていきますよね。
レベルが上がってないなら、他のモンスターを倒してレベル上げることもあるかもしれません。
休むことをネガティヴに捉える必要はありません。
愛する為に自分を整えることも大切ですからね。
むしろ、自分が整っていないと相手も受け取れない愛があります。
例えば、何日もご飯を食べていなくて、げっそりしている人に、ご飯を作ってもらっても食べにくいですよね。
本当にその人に食べてもらいたいなら、自分もしっかりをご飯を食べておくことです。
ここで注意が必要なポイントがあります。
人は自分を不幸にすることで愛されようとすることがあります。
上の例で言えば、
私は何も食べてないのに、あなたの為にご飯を作ってあげたよ？
ほら、私は何も食べていないの、今度はあなたが私にご飯を作ってよ！
と。
ご飯を「愛」という言葉に変換すると分かりやすいかもしれません。
ご飯を作ってもらうために、お腹が空いている状態をキープしてアピールしなければいけないように、
愛されるために、ネガティヴな状況をキープしてアピールすることがありまです。
もう少しややこしい解説をすると、
相手に怒りを抱えている時にもこのアピールをしてしまうことがあります。
ネガティヴな状況を使って相手をコントロールしようとするのです。
心を回復させて、怒りを手放して、
それからでも「彼をこれからも愛していくか？」決めても遅くはないと思います。
自分を追い詰めずに彼を愛していく方法を見つけるかもしれません。
また、今の彼ではなくて自分に合った相手を見つけるかもしれません。
それらは、かつて描いた理想や希望とは違うかもしれません。
だからと言って、Tさんが一生懸命愛してきた過去は無駄ではありません。
誰かを愛することは、本気で自分と向き合っていく作業でもあると思うのです。
まずは、しっかりと休んでみてください。
彼との連絡を少なくすることかもしれませんし、彼のことばかり考えて後回しにしていたことをやってみてもいいですね。
また、彼への愚痴が溜まっているなら吐き出す必要もあるかもしれません。
自分にとって心を休めることは？心が回復することは何か？
今まで頑張ってきた分だけ分からなくなることもあります。
ゆっくりといいので、見つけていきましょう。
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